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ウルトラスーパーヴァイオレンスムービー  時計仕掛けのオレンジ


スタンリー・キューブリック監督の傑作「時計じかけのオレンジ」は、高校時代、神戸国際松竹って映画館で「シャイニング」との2本立てで観たんだけれど、断然こっちの方が怖かった。

当初、主役にミック・ジャガーを予定していたがスケジュールの都合が合わず英国人俳優、マルコム・マクダーウェルに決定したらしい。どことなく悪魔的な雰囲気が当時のミックとかぶる部分がある。

この映画の刹那生、アヴァンギャルド、裏切り、近未来SF、暴力、洗脳等等、全ての要素が後のパンク・ニューウェイヴ、及びそれに類するカルチャーに大きな影響を与えたと思う。

私は、キューブリックの最高傑作は2001年ではなく、こっちであると思っている。