気ままに気楽に

今日も息をしています

水のないプール


世間では内田裕也ってどう観られてるのだろう。

ロックン・ローラー、本木雅弘の義父、ヘンな日本語しゃべるオジサン(笑)等等。

私はナチュラルの演技の出来る俳優とみている。

この映画『水のないプール』はさえない鉄道員の役だが、ある日半ば強制的で合法な和姦方法を編み出し

たとき生活が一変する。しかし監督の若松孝二よく鉄道員の日常知ってるわ~と思った。

身内に鉄道員がいたのでよく知ってるんだけど、彼らは公務員並みの労働をしてあとは休日がたんまりあ

り、有給も他の民間企業と比べて遥かに多いし、取りやすい。

つまり楽な仕事でヒマも多いから、趣味の分野でプロ顔負けの人間が多い。

この男の場合はかなわん趣味ではあるが・・・

若いころ、自分とかバンドのメンバーでこんなんで誰とでもイタせれるんやったら楽勝とよからぬ妄想に

ふけった記憶がある。

自分のイメージの中では内田裕也はロッカーではなく役者である。