気ままに気楽に

今日も息をしています

キャリー


私がよく比喩で使う表現でキャリーみたいな少女とかがあるんですが、この映画はティーンエイジャーの時に観てインパクトありまくりだったんです。。。

キャリーみたいな性格の少女は世界中にいると思うのだ。
真面目で目立たなくおとなしい為に、イジメの対象にされてしまうような少女。。。

ブライアン・デ・パーマの映画は大好きでこの映画を含め、殆ど私は観ていると思う。
彼の極私的最高傑作『ファントム・オブ・パラダイス』も切なく哀しい映画だったが、これもまさにその通りである。

関係ないけど、私はこの主演のシシー・スペイシクとジョニ・ミッチェルは少し顔のつくりと髪型が似てるのでジョニのライヴ映像を観て怖くなる馬鹿な高校生でありましたどん。

しかしキャリーはイジメられても普通の人間にはない能力を持ってるのでいじめた輩はドエライ目に会うのである。ジョン・トラボルタなんか悲惨なやられ方である(笑)

真面目な話をしますと人と少し変わってる、違うくらいでイジメとかしてはいけないし、逆に優しさを持ってそういう人に接しなさいよとこの映画は問いかけてる気がするのである。
根本的な人間性が大事だよって。。。

まあこの映画、高校時代にバンド組んでたバンマスが大好きな映画で奴の家に遊びに行って、帰る段になると分かり切ってるラスト・シーンを観てから帰れといっていた記憶がある。
やなヤローだ!原付でものの5分の距離だけど夜道が怖くなるだろう馬鹿野郎!!って。

因果応報というか四谷怪談なんかにも通じるカタルシスがこの映画にはあると思うのです。