気ままに気楽に

今日も息をしています

Bruce Springsteen   Darkness on the edge of Town

 
 
 
 

1. バッドランド  
2. アダムとケイン
3. サムシング・イン・ザ・ナイト
4. キャンディーズ・ルーム
5. レーシング・イン・ザ・ストリート
6. プロミスト・ランド
7. ファクトリー
8. ストリーツ・オブ・ファイアー
9. 暗闇へ走れ
10. 闇に吠える街
 
B・スプリングスティーンが1978年に発売した通算4枚目のアルバムです。
 
私が中高の頃は私を含めてすべての周りの音楽ファンがそうではなかったのですがこの人に関してはプロレスラーで言う処の未だ観ぬ強豪的な扱いで神格化された存在でありました。
 
丁度、日本で言う処のフォーク、ロック、ニューミュージックのつわものミュージシャンやバンドがベストテン番組に実際にヒットチャートにのっかってもなかなか番組に出演してくれずTVには出ないが大物でLIVEでは常に会場をフルハウスにするってな現象と似通っていました。
 
実際、来日なんてまずしないだろうなーって当時思っていたし、そのレベルはストーンズ並の高さと思えてましたね。
 
このアルバムは名作、『明日なき暴走』、『ザ・リバー』に挟まれた地味な作品ですけど結構心に沁み渡る楽曲が多いです。
 
全ての曲についていえるのですがこの人の楽曲はその心象風景が歌詞や楽曲を通して透けて見えることである。
 
それと当時もチラリとTVにLIVE風景が映っていた記憶があるんですが圧倒的にスタジオ・ヴァージョンよりLIVEの方がテンションが高く素晴らしい楽曲が多いことである。
 
4や6の楽曲なんてまさにそんな感じですね。
 
この時代はパンク・ニューウェイヴの嵐が吹き荒れていましたけど、そんなDO IT YOUESELFな悪い言い方すれば3コードの誰でも出来るアイデア勝負の連中とは違う本物の実力派のロックンロールを見せつけたのがこの人だッたのかなあ~って個人的には思います。
 
私の友人で1984年に学校の夏休みを利用してUSAツアーを追っかけて観に行った奴がいましたけど、その翌年来日した時にソイツが言ったのがやっぱりね、特にこの人なんかね本場で観ないとホントの良さって分からないんだよねーって言っていたのが印象的でした。
 
オーディエンスの反応とミュージシャンの気合いの入り方が違うそうだ。
ただ来日公演も力が入ってて良かったけどね。ただマッチョな体型のこの人より1980年前後のほっそりした感じが個人的には大好きなんですけどね ♪