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インディペンデンス・デイ

なかなか1990年代に実際に映画館で映画を鑑賞してその映像に圧倒された映画って数少ないのですがこの1996年に発表された『インディペンデス・デイ』はその中の1本です。
 
監督のR・エメリッヒはこの映画をとるまでBムービーのSF映画ばかり撮っていて特撮マニアには定評のある監督でしたが一般受けはしていなかったと思います。
 
この映画で面白かったのが、スピルバーグが1980年代にUFOとか異星人は友達で友好的であるというSF的概念をぶち壊し1950年代の異星人は得体の知れない地球を侵略する極悪な存在であると言いきってくれた処です。
 
エンパイアー・ステイト・ビルの屋上付近みたいな処で異星人のUFOに対して両手をふって歓迎のチャネリングかなにかしてる連中がものの見事に異星人の攻撃でやられるシーンは痛快でした。
 
この映画に出てくる異星人の巨大な動く衛星は『宇宙戦艦ヤマト』の白色大彗星を彷彿とさせるデザインで多分エメリッヒ、パクッたなと思いました。
 
松本零士先生も槇原敬之には文句いうけどハリウッドには文句いえなかったのかな?
 
M・ダグラスのパチモンみたいな大統領もハエ男やアホそうなW・スミスもいい味をだしていましたね。
 
ジュラシック・パーク』と並んで映画公開前からドキがムネムネする映画で大スクリーンで能天気に楽しめた1本でしたね