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ミッドナイトクロス

映画『ミッドナイトクロス』は1981年に公開されました。
 
この映画の監督、ブライアン・デ・パーマは自他共に認めるヒッチコキアンでかつこの時代は割とサスペンス映画の秀作が多かったように記憶します。
 
主演のジョン・トラボルタはアホウなナイトフィーバー男でブルース・リーの真似をしながらオリビア・ニュートン・ジョンとよろしくチックで固めたグリース野郎ってイメージしかなかったのですがこの映画を観て少しどころかかなり印象が変わりました。まともに演技出来るやんけと。
 
『サタデーナイトフィーバー』や『グリース』なんて言い方悪いですけど演技しようとすればするだけダサくなるのであって能天気に素のままやってる印象があってソレが逆に良かったように見えました。
 
その能天気野郎がデ・パーマのサスペンス映画の主役なんて務まるんかいやという祈憂がありましたけど見事な演技を披露してくれました。
 
お話の方は映画の効果音の技師が風の音を録音する際に偶然、車の事故を目撃します。
 
その彼の録音したテープには銃声が入っており、被害者は次期大統領候補の男であり録音技師扮するトラボル
 
タが真相解明に動くとともに闇の勢力に追われる巻き込まれ方のサスペンスです。
 
この映画を観て映画のSEを作ったりする録音技師に憧れましたね。
 
そう当時の自分に思わせるくらいトラボルタの演技は良かったですね