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復興支援に6億円 兵庫県が補正予算提案

兵庫県は16日、東日本大震災の支援活動費として総額6億800万円の2010年度補正予算案を発表、同日開かれた県議会本会議に提案した。予備費を活用し、物資の提供などに5億5200万円、職員などの派遣に5300万円、被災3県(岩手、宮城、福島)への見舞金に300万円を計上した。
 救援物資として、アルファ化米5万食や毛布5万枚、仮設トイレ300基など14項目の提供に4億9700万円、シャベルや長靴など災害用資器材の備蓄に5500万円を盛り込んだ。
 また、緊急消防援助隊や広域緊急援助隊の派遣(1600万円)▽避難所対策(2600万円)▽応急危険度判定や災害廃棄物処理(200万円)▽道路や浸水市街地の応急復旧対策(800万円)▽死体検案を実施する監察医の派遣(100万円)‐の五つの分野に職員などを派遣する。
 いずれも関西広域連合兵庫県に割り当てられた宮城県を中心にした支援で、今月末までの緊急措置。来年度以降について井戸敏三知事は「新たに財源を確保し、息の長い支援を続けたい」としている。