気ままに気楽に

今日も息をしています

OTIS REDDING    DICTIONARY OF SOUL

イメージ 1
1. Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)
2. I'm Sick Y'All
3. Tennessee Waltz
4. Sweet Lorene
5. Try A Little Tenderness

6. Day Tripper
7. My Lover's Prayer

8. She Put The Hurt On Me
9. Ton Of Joy
10. You're Still My Baby
11. Hawg For You
12. Love Have Mercy

1966年に発表されたオーティス・レディングの邦題が「ソウル辞典」ってなっていたアルバムである。

5作目ということで最初期と比べて洗練されたソウルフルな歌唱が楽しめる作品ではありますが、ソウル辞典って感じの割にはもちろんソウルなんでしょうが、この人の根っこにブルーズを感じ取られる部分があるのは深南部出身という出自も相まって感じられる。

かといって暑苦しいゴリゴリではなくって1のようなファンキーなノリがあったり、6の様なお茶目なカヴァーがあったりしてアルバム全体にこの人のPOPセンスが感じられて、その辺りがブルーズ・ソウル・ファンのみならずRockファンにも多大なる支持を得た要因に思えます。

昔からそうなんですが5とか7のナンバーを聴いていると、いつも鳥肌が立つと言いますか言葉は分からなくても迫りくる迫力というかヴォーカルの凄みを感じてしまいます。

ワタシなんかの陳腐なレヴューでお茶を濁すよりかまずは聴いてみ!としか言えない歴史的名盤なんですが、個人的にはこの人とドアーズ、ジミ・ヘンドリックスなんてのはオリジナル作品に置いて駄作が一切ない奇跡の様なポピュラーの存在だと考えます。

岸部シローはこの辺のLIVEを当時、北米にて全て体験しているらしいのですが、羨ましいの一言であると同時にそれで、今現在の彼の姿ってのは別な意味で驚愕ではある