THE PHANTOM GIFTの世界
1. ハートにOK |
2. 夜空に消えたシンデレラ |
3. マイ・ラヴ・マイ・ラヴ |
4. ジェニーは嘘つき |
5. ベラドンナの伝説 |
6. ファントム・ダイナマイト |
7. 水晶の誓い |
8. 太陽とベロニカ |
9. シェイキン・マイ・ソウル |
10. リラの髪飾り |
11. 夜明けに消えた恋 |
12. ベラトリーチェの調べ |
13. 鏡の国の合い言葉 1987年に当時、勃興したネオGSブームの中核というより中心にいたバンドのメジャーデビューアルバムである。 丁度、彼らがデビューする少しくらい前から早川義夫率いるJacksの再評価、GSサウンド等60年代の邦楽の再評価、再結成などがありこういう音がスキ者の中でムーヴメントになっている時期であった。 そしてこの待望のメジャーデビューアルバムであるが、どの楽曲も音圧が分厚く、エナジーに溢れGSサウンドを単に模倣するだけではなく、そのエッセンスをちりばめながらパワフルなBASSとタイコでリスナーをグッと引きつける仕上がりになっている。 1の曲とか、4とかちょっと赤面しそうな歌詞の内容なのであるがソコがこの当時の時代とのミスマッチもあって面白かった。 ワタシの友人がこのネオGS大集合LIVEを神戸チキンジョージで体験したそうなのだが、彼らの演奏はお世辞にも上手いと言えるものではなかったらしい。 だがもう一翼を担っていたコレクターズはべらぼうに上手かったらしい。 ストレイキャツが登場した時に単にロカビリーではなくより激しく演奏することにより、パンカビリーと呼ばれてパワフルな演奏をしていたがワタシはコレに近い感覚があって、ネオGSというより新世代のガレージパンクやサイケデリックであり、又邦楽の個人的に考える最後の最大の収穫の様な気がしたのは事実ではある。 未だに元々、音圧の高いコレをかなりの爆音で聴いて気持ちよくなって踊っている自分がいます♪ |