気ままに気楽に

今日も息をしています

YOKOHAMA   YANAGI GEORGE&RAINY WOOD

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1. プリズナ

2. WHAT DO YOU WANT
3. コペンハーゲン・パーク
4. 嘆きのピエロ
5. パブ
6. 雨に泣いてる

7. 港亭(みなとてい)
8. グルービー・ガール
9. ヘイ・ダーリン

10. チャイニーズ・クイーン
11. 本牧綺談
12. FENCEの向こうのアメリ
このアルバムは1979年に発表された柳ジョージの名前を決定付けた傑作アルバムです。

アルバムタイトルからも分かる通り、米軍基地のある横浜という街に生まれ育った彼氏が本人もおそらく憧れたであろうアメリカ文化、異国情緒、男臭さと酒の匂い等がミックスしてリスナーの琴線を揺さぶるジャパニーズロック史上でも重要な位置にある作品です。

6とか9なんてのはカヴァーってより本人の新しい解釈によるリ・モデル曲と言ってもいいくらい彼のファンからしたら馴染みのある名曲ではないだろうか。

個人的にはこの人はレイドバックした1970年代のクラプトンに一番近づいた邦人ミュージシャンの一人ではないかと思う。

英国と日本の違いはあれど米国のR&Bを心底、好きで極めたいしかつ広く一般大衆リスナーにその素晴らしい音楽に、どういう手段であれ興味を持ってもらいたいという熱情は両者からは伝わるのである。

自分にとっては9とか11の曲はショーケンとの共演で彼のヴォーカルがお馴染って感覚があるんですが、なかなか柳ジョージのヴォーカルも味わい深いモノがあります。

バックのレイニーウッドもいい按配で円熟した心地よいサウンドを奏でています。

このアルバムを久々に聴いて30年以上前の古き良き横浜を想い出すハマッ子の彼氏のファンも多いんじゃないでしょうか♪