気ままに気楽に

今日も息をしています

Rod Stewart/Blonds have more fun

イメージ 1

1. アイム・セクシー. 05:31

2. ダーティ・ウィークエンド. 02:36
3. あばずれ女のバラード. 04:39
4. 青春の思い出. 04:21
5. 愛の代償. 04:31
6. 求む、いい女. 04:17
7. スーパースターはブロンドがお好き. 03:46

8. ラスト・サマー. 04:05
9. シャドウズ・オブ・ラヴ. 04:27
10. うちひしがれて. 04:54

1978年に発表されたアルバムでおそらく?彼氏が製作したアルバムで一番売れて世界中に名前が知れ渡った決定盤ではあるように思います。

と同時にジェフ・ベック・グループやフェイセス時代、初期のソロ時代からの彼氏のファンは拒否反応を起こしてココから聴かなくなったという声も多いアルバムではある。

俺はいつも思うんだけど、POPであること、メジャーであること、もしくはメジャーな存在になるってことはどこかでそのバンドやミュージシャンも自分たちの趣味嗜好とは別の部分で売れなきゃいけないって訳でありましてそのこと自体全然悪くないとは思うのだ。

つまり職業、プロの歌手や楽団?って言う事で市井の人達が普通に労働して対価を貰うように彼らは曲を作り、歌を歌いそしてその製作した楽曲の印税や生演奏のLIVE収入を生活の糧としているのであって、大多数の労働者が生産活動(対象は色々あるけど)してソレが売れれば売れるほど対価を貰うわけだからより売れる方がいいのには決まっている。

まあそんな俺の個人的考えとは別にコレはよく売れたし、俺たちが洋楽聴き始めといいますか常にイコンと言う存在であったのがこの人やバンドで言えばイーグルス等でありまして、誰の家に行っても一家に一枚率の高い盤ではありましたね。

1の曲は当時のディスコサウンドを取り入れて物議を呼んだ大HITナンバーですが、個人的には好きな曲です。

カーミン・アピスのドラムがこのアルバムでは全篇、ピリッとタイトに締めてくれているのですが出だしのドラムの音でOKって感じの曲です。

2~5にかけて改めて聴いてみますとそんなにハリウッドに身売りしたって揶揄される程の感じではなくてフェイセス時代を彷彿させるような軽快なロックンロールナンバーが続きます。

アナログでは6からB面なんですが同じく、ロッドらしいロックンロールナンバーが続き7はコレまた大HITした曲だし、6の邦題のタイトルなんて世良公則がそのまま当時、自分の曲でパクったかのような楽曲である。

8,はお得意の彼氏流の聴かせるバラードナンバーで朝に聴くと心地いいって感じかな?

9はミデイアムテンポのフェイセス時代を彷彿とするロックナンバー!

10で静かに歌い上げる至極のバラッドでアルバムを締めくくっています。

とにかくこのアルバムは売れた割には評価が低いのですがバックにカーミン・アピス(ドラム)、ニッキー・ホプキンス(ピアノ)等の当時の腕扱きミュージシャンの集合体のプライヴェートバンドの演奏は当時の彼氏らの年齢も充実期で脂の乗ったノリノリの演奏でロッドのヴォーカルを引き立てています。

ポピュラー史的にはあまり評価されない盤ですけど、とにかく洋楽と言えばロッド・スチュワート!ロック・ヴォーカルと言えば彼氏が最強の一人!って思っていた世代には忘れえぬ素晴らしい盤ではあるのですね♪

確か?この頃来日公演もしてる筈でちょっとしたブームといいますか日本でも完全に市民権を得て人気を決定付けた様になっていた筈である。