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今日も息をしています

下妻物語


下妻物語は最近の邦画の中でも屈指の傑作であるとあえて私はいいたい。

茨城県に実際に下妻市というところがあるのが面白いし、トミー・フェブラリーのBGMもいかしてる。

どこかヴィクター・フレミングオズの魔法使いを彷彿とさせるドラッグ・ムービーな雰囲気もGOODだ。

兵庫県尼崎市の大半の人間がヤンキー・ファッションであーるとか関西人ならうなづけるというか面白がれるネタも満載である。

土屋アンナフカキョンもこの映画を観るまで自分にとってどうでもいい存在であったがこれから動向の見逃せない女優になってしまった。

製作費が安くてもアイデア次第でいくらでもいい映画が出来る見本のような映画だ。

ロリータのカリスマと呼ばれる獄本野ばらの小説を原作にしているみたいだが、そういったものに頼ることなくオリジナル脚本でこういった映画が出来れば、邦画もまだまだ捨てたもんじゃ無い。