気ままに気楽に

今日も息をしています

金本知憲という男


阪神タイガースという野球チームは1990年代とりわけ1998年~2001年の間に4年連続最下位という名将、野村克也を監督に招聘してもどうにもならない弱小チームになりさがっていました。

当時の主力捕手だった矢野選手は以前、自虐的に自分の野球人生で所属したチームがこんなトコトン負け続けるなんてどこかおかしいといってた記憶があります。

2002年に星野仙一を招聘し何とか戦力補強をして4位にまで順位をあげましたがまだまだ優勝争いには程遠いひ弱な選手の集団でした。

そこで闘将星野がとった戦略が選手の大量解雇、大胆な血の入れ替えを施したのです。

おそらく星野さんも翌年、優勝するなんて思わなかったと思います。

2003年の優勝の立役者は投手では伊良部、下柳、J・ウィリアムス、打者では金本の貢献が大きかったと思います。

彼は元々、FA宣言して中日が1番好条件を出していたのですが半ば強制的に星野さんが阪神に入団させてしまいました。

阪神のフロントも生え抜きの選手やソレまでの移籍してきた選手は勝ちに飢えていたと思います。

金本選手も弱小球団広島でなかなか勝てないので勝ちに飢えてたのだと思います。

さすがにここ2年は四十路も過ぎたという処で体力的な衰えは隠せないところはありますが、間違いなく常に優勝争いが出来るだけの闘う集団にタイガースが変わったのはこの男の影響によるものだと思います。

今年あたり4番を彼の代わりに打てる選手が出てこないと阪神タイガースは将来的には暗いですが、彼の今までのタイガースに対する貢献度は衰えた今でも多くの分かってるファンは感謝してる筈ですね ♪