気ままに気楽に

今日も息をしています

THE ROLLING STONES ROCK AND ROLL CIRCUS part3

http://www.youtube.com/embed/psC6mk9ZTP4









歴史的TV映像の一挙の最終回です(笑)

LDでいくとSIDE.1のラスト、ダーティー・マックのオノ・ヨーコ参加の雑音にしか聴こえないWHOLE LOTTA YOKOは飛ばします。まああーいう楽曲が許されてるのもこの時代ならではかな?と思ったりしますが。

そしてSIDE.2に移りまして怒涛のR・ストーンズの登場で名曲オンパレードであります!!

この映像が永らく20数年間オクラ入りになった理由としてストーンズの演奏がイマイチという説が有力なんですがこの綺麗な映像を観た時に私は果たしてそうなのかな?と思ったりもしました。

丁度、ストーンズも演奏において模索時期でありJ・J・フラッシュの様な必殺チューンの曲も他の時代の演奏と比べて重い雰囲気の感じが個人的にはします。

ただこの映像全般におけるM・ジャガーの存在感は圧倒的である。

確かにダーティー・マックのジョン・レノンやE・クラプトン、キース・リチャード、ミッチ・ミッチェルの最高にグルーヴィングな演奏やジェスロ・タルのイアン・アンダースンの圧倒的な存在感、ザ・フーのアンサンブルの程良くとれた最高の演奏があってもやはり主役はストーンズであると感じさせてしまう。

R・ストーンズ自体あまり積極的に聴かないロック好きな連中の批判として新しいモノを何も作りだしていないというのが常々あるのですがソレは半分当たっていて半分当たっていない批判だと私は考えます。

確かにビックリするような新しい音を作ってはいないバンドですが、ことさら1度聴いたら忘れられないコード進行のギターリフの楽曲を作り上げるのが他の同時期に活躍したバンド以上に多いとは思うんですね。

で、ラストの『地の塩』なんですけどこの曲をストーンズのベスト1にあげる評論家やファンも多いのですがソレも分かる気がします。

残念ながら動画はありませんでした。レコードのヴァージョンで勘弁してちょ(笑)

この曲はストーンズ流、B・ディランの『ライク・ア・ローリングストーン』だと私は思ったりします。

私の友人でもこの曲がストーンズのベストという人がいました。

実際には彼らは大成功者で労働者や最下層の人間の味方かどうか怪しいかもしれませんが彼らだって音楽で成功しなかったら極端な話、我々とそう変わらない生活をしてたかも?しれないのでね。

こういう曲があるからこそR・ストーンズってバンドは多くの世界中のポピュラー音楽ファンから愛されてるのかもしれませんね ♪