ALADDiN SANE/DAVID BOWIE
1
Watch That Man (04:30)
2
Aladdin Sane (05:07)
3
Drive In Saturday (04:36)
- 4Panic In Detroit (04:27)
- 5Cracked Actor (03:01)
- 6Time (05:14)
- 7Prettiest Star (03:31)
- 8Let's Spend The Night Together (03:10)
- 9Jean Genie (04:06)
- 10Lady Grinning Soul (03:52)
デヴィッド・ボウイーのアラディン・セインは1973年に発売された痛快盤である。
アラディン・セインと書いて極上のロックンロール・パーティーと読みますってなくらいに痛快で高校時代によくコレは聴いたなあ~・・・・
前作の耽美な世界を残しつつ、よりロックンロールにシフトしていった本作は1970年代の英国ロックの至宝ともいえる輝きを持ってると個人的には思います。
この数年後にパンク・ムーヴメントが勃発しますが間違いなく連中は影響されまくっただろうと思います。
ある種、パンクの原型みたいな曲の崩し方(8のカヴァー等)があったりしてたまらないのである。
このストーンズの名曲のカヴァーのピアノなんて凄まじくて後のノー・ウェイヴ、ニュー・ウェイヴ・サウンドなんかにも物凄い影響を与えてると思うし、私自身ストーンズのこの曲のカヴァーを自分が所属していたバンドでこのヴァージョンでやりたかったもんなー!!
前に紹介したザ・フーの『アンダー・マイ・サム』のカヴァーなんて屁みたいなもんじゃいって言いたくなるくらい決まってるのである。
余談ですが我が国の1990年代に人気を誇ったイエロー・モンキーってバンドの何枚目かのアルバムがこのジャケそっくりに吉井ロビンソンが写っていたのは笑えました。
彼氏達がボウイーやミック・ロンソンが大好きで共演もしてたので全然OKだったのですがなかなかやるもんだなあ~と当時思いました。
なかなか邦人でボウイーをカブクのってできるもんじゃないもんね。
とにかくこのアルバムは元モッズで自身、アイディアを凝らしスペーシーな地球に落ちてきたロックンローラーとして、交友関係もM・ジャガー、I・ポップ、L・リード等、1960年代の大物と交流していた彼の絶頂期に最高潮のボルテージで作りあげた極上の1枚だと個人的には思う訳なんです ♪