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ロック史上最大の革命とも最期の変革とも云われるパンク・ムーヴメントを引き起こした中心人物、ジョン・ライドンがセックス・ピストルズを解散させて1年足らずで作った1979年発表のアルバムです。
ジャー・ウーブル、キース・レヴィンという旧知の仲間に声をかけて作った本作はそれまでのロックとはこうあるものって方程式みたいなのを破壊し新たな音に挑戦してる様な意欲作で本来、彼が一番出したかった音の様に思えます。
元々、セックス・ピストルズはマルコム・マクラーレンによって作られたバンドであり、その音に関しては彼氏なりに不満があった筈だ。
そのマルコムとも袂を分かち、パンクの時は従来のロックや大仰なプログレシッヴ・ロックやアリーナ・ロックを全て否定しもう一度ロックをストリートやクラブで熱気ほとばしる本来の粗ぶる若者の叫びや代弁者の位置に戻した功績は非常に大きいとは思います。
そのパンクをあっさり死んだといって商業ベースに乗るギリギリのラインで作ったこのアルバムは従来の今までの音とは違うノイズ・ダンス・ミュージックを彼なりに考えて作りあげたと思うのである。
この当時のジョン・ライドンは神懸かっていて何を言っても様になっていた。
ホンモノのカリスマってのはこの当時の彼の様な存在を言うんだろうな ♪
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