気ままに気楽に

今日も息をしています

魂の拳  浜田剛史

1986年に行われた後楽園ホールでのWBC・J・ウェルター級戦レネ・アルレドントVS浜田剛史戦は当時、震撼したし感動した試合でした。
 
この会場に若かりし頃の俳優の卵、ボクシングオタク香川照之氏も居たそうで彼氏は涙が溢れて大感動したそうです。
 
私もこの試合はTV観戦でしたけれど異様に感動興奮したのを記憶しています。
 
なんというかこの選手は日本ランカーの時代からもう対戦相手探しが大変なくらいのハードパンチャーでいずれ世界を獲る選手だと思ってましたけど、たび重なる拳の怪我、ひざの怪我で満身創痍な処もあってこの試合が決定した時もあのリカルド・アルレドントの実弟でハードパンチャーのチャンプ相手なんで正直タイトル奪取は厳しいな~って思ってました。
 
ただこの選手はよく突貫型のファイターと思われがちですけどディフェンスもしっかりしていて技巧派とは言えませんけど防御も巧みだったように思えます。
 
沖縄出身でもう20年近く、WOWOWにてジョー小泉氏と名タッグを組む解説者でなお且つニューオリンズジャズ愛好者という処がなんとも親近感が沸いてきて人間的にも大好きな人です。
 
よくこの人の解説で我慢して我慢して・・・・とか足の踏ん張りが利かなくなっているんですよっ・・・・とかボディ一発で効きましたなあ~なんて名フレーズのオンパレードはこの人の現役時代のファイトスタイルから想起するに物凄い説得力があってコレからも私は息をし続ける限り浜田氏のファンである続けるでしょう。
 
この人が歴代日本王者の中でも世界的に評価されているっていうのは一ボクシングファンとして非常に喜ばしいし、私は多分一生このタイトル奪還シーンを忘れる事はないと思います