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遊星からの物体X

映画『遊星からの物体X』は1982年に公開された映画でコレは1950年代にあったSFホラー映画のリメイクなんですが個人的にはオリジナルを遥かに凌いでる出来だと個人的には感じました。
 
まずこの映画も『エイリアン』と一緒で劇場で観なくてよかった映画の一つです。
 
多分、観に行っていたら気分が悪くなっていたかもしれません。
 
ジョン・カーペンターという映画監督は『ハロウィン』にて映画における恐怖を表現する最高級のレベルの映画作家になりましたけどこの映画で決定的になったと思います。
 
この物体Xって非常に曲者でヒルのような感じでどう感染してるか分からず誰がもしくはどの生物がこの強烈な化け物に感染してるか分からない怖さがあってヒリヒリした緊張感を与えます。
 
主演のカート・ラッセルもこの映画で日本で認知される俳優になったと個人的には思いますね。
 
犬が変身するシーンは今もってスプラッタームーヴィーの最高峰レベルの映像であるでしょう。
 
こういう映画の根底には人間不信といいますか生き馬の目を抜くエンタメ社会の縮図のような感じがしてちょっとでも油断してると蹴落とされる社会を描いてると妄想してしまいますが。。。。。
 
北海道出身の4コマ漫画の天才、相原コージがコージ苑にてこの映画とかエイリアンのパロディをよく描写していましたけどことショッキングさ、ドギツさという意味では1980年代の映画でも筆頭株にあげられる映画です。
 
少なくともちびっ子、気の弱い女性、心臓の弱い方はこの映画は絶対に観ない方がいいです