気ままに気楽に

今日も息をしています

”Revolution”and“Whatever gets you through night” by John Lennon

 
 
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1980年12月8日って何してたかなあー、相変わらず仲間内でオイチョカブをしたりしてた馬鹿タレでしたけど我が人生の中で一番オツムが賢かった時期の様な気がします。
 
学校に行く前の朝のTVでもう事件の事をガンガン、メディアが取りあげるしその後のラジオやTVでもビートルズジョン・レノンの楽曲がもう追悼という事で特集を組まれ欧米のヒットチャートも我が国でも多分?ビートルズの楽曲とジョンの新曲が確かベスト10くらいまで占めて恐らく、当時の同一バンドやミュージシャンによるヒットチャートの占拠率は世界記録で未だに破られていないと思います。
 
私の高校の友人のギタリストでサリンジャーの『ライ麦畑で捕まえて』なんか読んでも何よコレ、こんなぬるいのでそんな心境になるかいやダサイ奴やなあ~って感想を漏らしていましたが同感でした。
 
はっきりいってコレを読んでどうかなる奴なんてガイキチでしょう、それにセンスも何もないダサイ野郎ですわ。
 
正直、銃社会USAの怖さといいますかジョン・F・ケネディといいマルコムXといいキング牧師といい平和や反戦を掲げる著名人が命を落とす社会って何なの?って映画『イージーライダー』を観た時以上に思いましたね。
 
ただ自分は世代が外れてるのでビートルズジョン・レノンもそんなに熱心に聴いていたわけでは無かったんですけど、やっぱり5年ぶりに復活してそのアルバムの楽曲がメチャ良かったので喪失感はありましたね。
ひょっとしたら再結成するんちゃうの?って勝手に妄想していましたから。
 
下手したら日本でもそうかもしれないんだけど権力者とか資本主義や宗教や国家にとって一番怖いのはそういうのはどうでもいいじゃない皆、同じ人間じゃないかって言われるのが一番やっかいで怖れる事なのかもしれないですね。
 
ロックやフォークとかその源流にある音楽ってほぼ全てにおいて、抑圧、無視されている歴史がありますけれど旧世代がただ違和感を持つだけではなくソコに恐怖を権力者なんかが感じたのかもしれないと勝手に妄想するんですね。
 
逆に言いますと今の世の中ってココまでの影響力を持ったポピュラーの強烈なカリスマは居ないと思います。
そういう意味じゃひょっとしたら自分が好んで聴いていたポピュラー音楽なんてのはぬるーい存在になってるのかもしれませんね。
 
RevolutionとWhatever gets you through the night は個人的に大好きなロックナンバーなんです。
 
全てのポピュラー音楽ファンは程度の差こそあれ彼氏の魂がほとばしるようなシャウトが大好きだと思えるのですね