気ままに気楽に

今日も息をしています

バンディッツ

1997年に公開されたドイツ映画『バンディッツ』は結構見ごたえがありました。
 
個人的に1990年代ってのは映画界とくに洋画においては女性ヒーローの時代の様な気がします。
 
80年代までは男性アクションヒーローの脇に寄り添って一緒に行動を共にするパターンが圧倒的に多かったのですがそうではない自立した格好良く逞しい女性ヒーローを描く映画が増えました。
 
その源流となったのがS・ウィーバー主演のエイリアン2リプリーあたりになるんでしょうがこの映画の4人もなかなかに骨太で逞しいです。
 
お話の方は確か?もうなかなかに重罪で脱獄するしか塀の外に出れない4人の女囚が暇つぶしにバンドでもってことで塀の中でLIVEを敢行してそのまま脱獄、レコード会社の目にとまりリアル脱獄囚の音って事でスマッシュ・ヒットをする間、旅行者の青年を人質にとって逃避行を続けるロードムーヴィーです。
 
この主演のJ・タバタバイって人が実際にミュージシャンなんで演奏シーンに嘘が無いってのがいいです。
 
B・ディランの名曲"All Along The Watchtower”は本家を軽く凌ぐ出来でこの映画のテーマにぴったりな感じで鳥肌が出るくらいに格好良いです。
 
日常生活に少し疲れた女性であるとかRock大好き少女だったとか、バンドレディーだった女性必見の映画であーるとキメウチしますよ