ボウリング・フォー・コロンバイン
2002年に公開されたこの映画を観てワタシは改めて銃社会の怖ろしさを知りました。
ルで未だ1年目の時に慣れない交通ルールの為に違反キップを切られそうになった時に、何でか理解出来ずに
免許証を日本での取り調べの感覚で出そうかなとのんびり構えていたらいきなり路肩で止めたパトカーからの
れYESって答えたらそのまま笑顔で敬礼されて切符も切られなかったらしい。
もし両手を広げていなかったら生命の危機であったと彼は言ってたので単純に怖いなあ~って感じました。
この映画は公開当時、かなり日本でも反響がありワタシ自身こういう単館ロードショー系の映画は好きなのです
ぐに劇場で観た記憶があります。
この映画はセミドキュメンタリーでコロンバイン高校にて二人の男子生徒が1999年だったかに高校に乱入し、そ
のまま生徒や先生を数十人殺害して自分達も自殺するという痛ましい事件は何故起こったのか?という命題を
野菜を飼う感覚で銃弾を買える社会ってどうなの?って訴えてるカナダ映画である。
銃の許可証も出さずに簡単に銃弾を買えたり、カナダの方がアメリカより銃所持率が高いのに拳銃トラブルにお
エンターテイメントにおいても常に国民を不安にさせる題材のモノが多くて、逆に仮想敵ってのを作りやすいよう
にあえてしてるって構図であるとかワタシの知らない裏のエンタメ事情が知れて興味深い映画でした。
故に?って詰問するシーンはいささかプロレス的ではありましたがなかなか緊迫した画面でした。
ボウリングってのは加害少年達が犯行直前にボウリングに興じたらしいからそこから映画のタイトルにされたみたいです。
映画のエンドロールにR・ストーンズの『黒く塗れ』が確か?流れて終わるのですがなんともドヨーンとした気持ちになって映画館を出たのが未だに忘れられないです。