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マナッサの屠殺人  ジャック・デンプシー

 
ジャック・デンプシーという伝説のボクサーというのは今のヘビー級で考えれば、小柄でしかも体重も軽量であったのではと思われます。
 
近年でいくとマイク・タイソンなんかも小柄な部類のヘビー級でしたが体重は100キロ前後ということで大男のなかでもそん色はありませんでした。
 
このデンプシーというボクサーは1930年代に活躍した人で当時でもヘビー級の平均体格は185センチ以上、90キロ前後はあった時代であると思われます。
 
身長は約186センチでまあ平均クラスなのでしょうが体重が80キロ前後で現在でいくと2階級下のL・ヘビー級くらいの大きさである。
 
しかしながらその小柄な体躯でありながら190~2メートル級の巨人を次々に豪快に撃破したところから出生地からの物騒なキャッチコピーになったようである。
 
実際に世界タイトルを戴冠した試合でもジェス・ウィラードという前王者の黒人初のヘビー級王者、ジャック・ジョンソンをKOした白人の2メートル級の王者をそれこそ動画でもわかるように撲殺する勢いでKOしています。
 
今のヘビー級でどれだけ通用するかまさに未知ですけどこの殺傷本能とかパンチ力なんていうのは脅威であったのではないか?と妄想します。