金本、乾電池4万個送る…清原と復興タッグ
球界のビッグ2が、東日本大震災の被災地復興へ立ち上がる。阪神・金本知憲外野手(42)と野球評論家の清原和博氏(43)が共に親交のある米国在住のタレント・森尾由美と共に「Stand Up for Japan」と題したプロジェクトを設立した。第1弾は、森尾さんの協力を得て被災地に乾電池4万個(約1トン相当)の支援を決定。また、金本はこの日、日本ハム戦で左翼守備に就き、3度の守備機会を無難にこなした。
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球界最強コンビが、被災地に「心」を届ける。番長とアニキが東日本大震災の復興に「オレたちにもできることがある」と立ち上がった。
Stand Up for Japan
戦後最悪となった未曽有の大災害を共に乗り越えようと、各方面から被災地への支援が相次ぐ。財界や芸能界、スポーツ界から多額の義援金が寄付される中、球界を代表する“ビッグ2”が、一般人にはまねのできないビッグなプランを打ち出した。
プロジェクトの第1弾は、約1トン分の乾電池約4万個の輸送だ。被災地では物資、食料不足が深刻化。福島原発の事故の余波で電力不足が被災地の惨状に拍車をかける現状を重く見た2人は、復興プロジェクトの第1弾を近日中に敢行する。日本各地で確保が困難な乾電池を森尾が米国で購入し、清原氏と金本が到着した物資を被災地へ輸送する手段を確保するという。
デイリースポーツ(2011年3月20日)