気ままに気楽に

今日も息をしています

Ocean Colour Scene   moseley SHoals

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1. ザ・リヴァーボート・ソング

2. ザ・デイ・ウィ・コート・ザ・トレイン
3. ザ・サークル

4. ライニング・ユア・ポケッツ
5. フリーティング・マインド
6. 40パスト・ミッドナイト
7. ワン・フォー・ザ・ロード
8. イッツ・マイ・シャドウ
9. ポリスメン・アンド・パイレーツ
10. ザ・ダウンストリーム
11. ユーヴ・ガット・イット・バッド
12. ゲット・アウェイ

1996年に発表されたOCSのセカンド・アルバムである。

このバンドは英国バーミンガム出身で1992年にデビュー作を発表したのだが、そのセールスが惨敗に終わり、4年後にこのアルバムでリベンジを果たした感がある。

出来に若干バラツキはあるものの,師匠ポール・ウェラーも参加の1stシングル1をはじめ,骨太な魅力にあふれた曲が多く,ブリット・ポップの雨後の筍よりは好感が持てる。

コレは某サイトに載っていた文言であるがまさにその通りだと思う。

ワタシ自身、1990年代は音楽不毛の時代で正直、グランジもブリット・ポップもあまり聴く気になれず、ディランとヤングしか聴いていない時代でした。

このバンドのファーストもそのOASISやBLURのような路線でレコード会社も売ろうとしたのだが見事こけたのであろう。

今は聴き直してみてもそんなに出来が悪いとは思えないが、当時のその他凡百の音ではあったようだ。

1の1990年代のMODともいえる音や、2のビートルズ後期を思わせるような抒情性、3のPOPさ、ところどころの楽曲に使われるトライアングル?の音など、当時はコイツラ、やるやんけーってワタシに思わせたもんである。

Voのサイモン・ファウラーって俺なんかと同世代くらいか少し年少かもしれないがよく分かってる奴やのう~って感心したもんである。

1990年代といえばユーロビート、小室ピコピコサウンドアムラー、ガングロ、ヤマンバ、ルーズソックス、シャ乱Q、なんちゃってレゲエ等、自分からしたら20数年後にも評価されないようなクズみたいな消費音楽と、風俗しかない時代ではあったがこういう少ない音楽の良心に出会えたのが、唯一の救いではあったのだ。