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プライベート・ベンジャミン

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映画「プライベート・ベンジャミン」は1980年に公開されて1981年に日本公開されたような記憶があります。

自分史に照らし合わせてみると1980年代ってのは10代後半から20代前半の性春真っ盛りな時期で1カ月に一度は映画館に足を運んでいたし、小金がたまったら1週間に1回、一日に数回違う映画を観たり、映画LIFEとしては一番充実していた時期だと思う。

今みたいに100円でレンタルビデオもない時代だし、字幕ノーカットでTVで放映もなかった時代ですからそれこそ1000円~1500円の入場料で2時間から3時間、夢を観させてくれる手軽な娯楽だったのだ。

1990年代に入り、その観賞回数は激減し(レンタルビデオの普及もあって)、2000年代にはWOWOWや映画専門チャンネル等の衛星や有料放送を観れる環境になってからは、1年に1回も観に行く機会が無くなった。
食指を動かされるような題材の映画もほとんどありませんしね。

2度目の結婚をしたベンジャミン(ゴールディー・ホーン)は幸せの絶頂であったがガーン!!いきなり新郎が突然死してしまい傷心の日々を送る。

28歳にもなって金持ちの両親のアマアマな教育のお陰で小学生高学年レベルの世間知らずな女でもあるベンジャミンは陸軍の新兵徴募官に騙されてアメリカ陸軍に入隊し、そこで鬼婆の様な教官のイジメにもあったりしながら訓練でヘマばかりするのだが、ある実戦ゲームに彼女の手柄で自分のチームが大勝利し、大佐に大層気に入られ、抱きつかれたりしてイヤーンとか言いながら、セクハラをされたことを弱みに付け込んでとんとん拍子に出世するのである。

そこで彼女は念願のベルギーのNATO基地勤務を志願して、以前から好意を寄せていたフランス人医師と3度目の結婚をしようとするのだが。。。。。

この映画はキュートなゴールディー・ホーンの魅力が炸裂している映画で監督はハワード・シーフなんですが製作総指揮は彼女自身がしている力作だ。

ココには「続激突カージャック」に出てくるヒッピーでアホなゴールディーの姿はなく、世間知らずでありながら純真無垢な処世術にたけている不器用な女性の姿がある。

学生時代に、自称映画マニアの友人に映画館で観た映画で印象に残ってる映画でコレを言ったら、失笑されたが後に彼氏、ビデオで観た後に謝罪しておりました。映画を観もせず批判する典型的なパターンやね。

ちょっと「アニマルハウス」なんかとも似た雰囲気があってこの頃のゴールディーって40前後のオバサンだったんだろうけど、非常に可愛らしくて女性は小さい方(多分、実寸で150センチくらい?)が得な典型的な例かなとは思いましたぞい