気ままに気楽に

今日も息をしています

ボクシングマガジン1980年1月号

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表紙ね。実際は80年の1月号ということは79年の12月に発売されているので黄金のボクシング1970年代を総括してる内容になっているようだ。大場政夫、具志堅用高柴田国明輪島功一モハメド・アリロイヤル小林など錚々たる顔ぶれである。

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アルゲリョがボビー・チャコンを倒した試合、レナード伝説が始まるウィルフレド・ベニテスとの死闘、超接近戦に阻まれて引き分けに終わりビト・アンツォフェルモからタイトルを奪取出来なかったマービン・ハグラーだ。
この頃から実力者で陰の王者と言われており現代のサム・ラングフォード並って評判だった筈。

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その裏面はレナードの可愛らしい笑顔である。とてもボクサーの顔ではない。
ボクシング界のマイコー・ジャクスンって言われてただけあってシュガー・レイ・レナードはホント、人気がありました。ちなみにライバル、トーマス・ハーンズは女性人気があったのだ。

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日本で行われた1970年代の世界戦の名勝負ズラリだ!

左上の沼田義明の逆転KOは記憶がないのだが、その横ルーベン・オリバレスと金沢和良の死闘はワタシが観てきた世界戦の中でもベスト5に入る感動的な試合でした、大和魂ココにあり。

その下の大場のラストファイトはあんまり記憶にない、この試合の23日後彼は帰らぬ人となる。

右ページ上の柳斉斗と輪島の再戦も凄い試合でした。柳ってでかいし怖いしハードパンチャーやし勝てるんかいな?って大方の予想を覆した感動的な試合でした。

その下の具志堅とハイメ・リオスの第2戦もまさに死闘でこの試合の49%って視聴率はボクシングの試合の最高視聴率である。その下のリゴベルト・マルカノは右の強い強打者でしたが再戦でKOで返り打ちしています。
具志堅はホンマに強かったし世界のカンムリワシでした。

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この当時の世界王者と次世代のホープ達である。
確か具志堅しか当時、世界王者は居なかった筈である。
三原正だけかなこの中で後に世界王者になったのは。
亀田昭雄、バトルホーク風間、村田英次郎、磯上秀一いずれも実力者ではありましたが世界にはもう一歩のところで手が届かなかった。世界王者も強いのが多かったしね。

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ACTION THIS MONTH!このコーナーがこの雑誌で一番好きでした。
実際は2カ月くらい前の情報が載っていたりするんだが、なんせ海外の強豪の試合がそう見れない時代なんでこのモノクロ写真と文章でどのくらい強いか想像していたもんだ。

このヴィクトル・ガリンデスってアルゼンチンのL・ヘビー級王者、結構好きでした。

他にもボクシングファン、格闘技ファン垂涎の記事が満載な号なんですが画像ファイルの容量がオーバーしたので又の機会に記事にしまーす