気ままに気楽に

今日も息をしています

時計じかけのオレンジ

昔、中高生、大学、はたまた小学生の頃は小説はよく読んだ方でした。数はしれてるけど。高校、大学は寝に行ってて飯食うのと、図書館で暇つぶししてあとは授業もろくすっぽ聞かず宝島を読んだり、小説を読み映画を観に行くそういう性春時代でしたね。 社会人…

三島由紀夫 レター教室

最近は年間3冊~5冊、読書すればいいほうか? いつも仕事の合間、休憩時間や痛勤電車の中で読書って考えるけど意外に通勤時間がドアツードア、つまり家から職場まで1時間圏内ですと読書より寝たいわって欲求が勝つのよね、で帰りはへとへとになって24時間勤務…

命売ります

あなたの命はいくら? この小説の連載は1968年週間プレイボーイだったらしい。 掲載された雑誌が若者向けのグラビア雑誌ということもあり、あんまり三島由紀夫特有の優雅で耽美な描写は少ない、シラケ世代の一人の若者の乾いた皮膚感覚というのが垣間見える…

観てないとは言えない映画。

この記事はいわばパクリ記事で浪速の最強ベーシストの一人、ブログ友のキヨモジ氏の記事を摸倣しています。 ↓ https://blogs.yahoo.co.jp/pagekun9/41310229.html ブルータスなんて雑誌、何十年ぶりに買ったかなあー記憶にないわ。 これは氏の記事を読んで即…

金閣寺

一応、亡き父親の遺言ではないんですが、元気な頃の口癖で三島由紀夫は読めと言われていたのと司馬遼太郎(コレは俺自身が好きな文体の作家なんで)の全作品は息をしている間すべて読破するのを読書目標にしている。 この作品は実際に金閣寺を放火した犯罪の…

実話BUNKAタブー

最近、俺が時折購読している月刊雑誌である。 この雑誌の発行所のコアマガジン系のはなんというかいかさま的な1970年代のインチキ終末思想感とか、ツチノコ的いかがわしさがあって非常に面白い造りである。 今月は超タブー?なんて増刊みたいなのが出てたか…

日本の常識を捨てろ   落合信彦

俺は現役時代の落合博満は好き、中日監督時代は嫌い。 なぜって??辛気臭ーい地味な野球だし我がシンパンガイタースにも鬼のように強かったからのうー、、、、、もともと中日球団は嫌いで甲子園で観戦する試合でも避けるようにしていた、たぶん??通算勝…

憂国

憂国の志士、荒ぶる身を任せ現実世界を刮目せよ。 このボロボロになった文庫は新潮の三島由紀夫の短編集であるが、もう1年の間に少しづつ読んでようやく読み終えたのである。 だからして前半の200ページ以上はほぼ記憶にないが、後半の2編「憂国」と「月」…

小説家の休暇

新潮文庫、1982年初版発行1988年第8刷 今日は久々に近所のハー○○フにでも行って現代小説の文庫を買ってこようと思っている。 読書量なんて10代~20代前半にかけてと比べて時間もなくなったので激減したが、自分の生涯読了の目標として、司馬遼太郎と三島由紀…

日々、コレ時々思う雑感 不道徳教育講座

時々、フトぼんやり考える事があります。 俺が今まで好きで聴いてきた音楽って50年後や100年後に伝承歌やスタンダード、クラシック、伝統芸能のように文化遺産として語り継がれていくのであろうか? 同じく映画という比較的、新しい総合芸術なんてのも同様…

ボクシングマガジン1980年1月号

表紙ね。実際は80年の1月号ということは79年の12月に発売されているので黄金のボクシング1970年代を総括してる内容になっているようだ。大場政夫、具志堅用高、柴田国明、輪島功一、モハメド・アリ、ロイヤル小林など錚々たる顔ぶれである。 アル…

日常洋画劇場

2002年1月初版の洋泉社から発行された本である。 洋泉社と言えばB級映画マニアならおなじみの月間映画秘宝を発行してる出版社である。 もう装丁からしてBいや?Z級テイスト満点な本で店で買い取り、即GETって感じでした。 この本はいわゆる金曜ロードショー…

ウルトラマン対仮面ライダー

http://www.youtube.com/v/nNT1dcsrMis&feature=related&autoplay=1 この文庫本は2001年1月第1刷で1993年に文芸春秋から刊行された単行本として刊行されたモノの文庫化である。 共同執筆者の池田憲章氏と高橋信之氏は筋金入りの特撮マニアでなかろうかと思わ…

手掘り日本史  司馬遼太郎

以前に一年前以上に司馬遼太郎の本を記事で取り上げたらコメントゼロだったのでこの人の著作の魅力を自分がよう伝えきれないのと同時にあまり読まれていない作家だと痛感しました。 よく私が最近、耳にするのが日本の人って自国の歴史を知らない人が多いよ…

ボクシングマガジン 1979年6月号

まずは表紙ね。左上から時計の逆回りにラリー・ホームズ、朴賛希、ホセ・クエバス、アレクシス・アルゲリョ、 ウーゴ・コーロ、ウィルフレド・ゴメス、アントニオ・セルバンテスで中央の二人が工藤政志と具志堅用高です。 アルゲリョとゴメスはハンサムでイ…

蘇る封印映像

これがまず表紙ね ♪ 有名なウルトラセブンの欠番の話に出てきたスペル星人の造形だけどコレは放映で使われた分ではなくチャイヨー・プロってよーわからんところが作ったモノらしいのよね ♪ ご存じ、マグマ大使なんだけどソフトが一般に普及してないから幻な…

若きサムライのために   三島由紀夫

この文庫は元々単行本として1969年4月に日本教文社から発刊されていたのを文春文庫から1996年に第1刷、写真の分は2004年第15刷の分です。 彼が自決する1年前に書かれたエッセイ集のような感じですがイマドキのぬるいエッセイとは違って厳…

怪獣格闘概論

この本は1994年に刊行された竹内義和、田中正悟共著の怪獣たちが闘えば誰が(どいつ)が一番最強かを怪獣をプロレスラーや格闘家、ボクサーに当てはめてシュミレーションした個人的には名著です。 竹内義和氏は伝説の深夜ラジオのパーソナリティを20年…

流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである

2001年12月に刊行された新日本プロレスにて30年近くメインレフェリーをしていたピーターことミスター高橋著のいわゆるプロレスの暴露本である。 ただしこの本が発売される15年以上前に初代タイガーマスク、佐山聡が『ケーフェイ』というプロレス…

オタク学入門   岡田斗司夫

コレは文庫書き下ろしで2000年10月発行となっています。 今やレコーディング・ダイエットと称して120キロの体重から60キロまで半減したオタキングこと岡 田斗司夫のまだマルマルと太っていた頃の彼の独自のエンタメ、特に映画と漫画を考察してる…

潮騒   三島由紀夫

今日、近所のハードオフに行って文庫を買いました。 三島由紀夫の『潮騒』です。 他にも三島由紀夫は先月、新刊の文庫で『不道徳教育講座』ってのを買って読了しとりません。 今更ながらに何故なんですけど、今年8月に逝去したわが父が兄や私に三島文学は読…

最後の将軍  司馬遼太郎

10数年前から、いわゆる長編の現代小説は読まなくなった。 大量の活字を読む根気と体力がなくなったのと、古書的な価値でいくと発刊されてから、日数がたつとシチュエーションに時代背景が出てしまい、古臭くなってゴミ同然になるものが殆どである。 その…

三島由紀夫

三島由紀夫 私の父親は何故か、三島由紀夫を好きだった。 同世代であり、ある種シンパシーというか憧れもあったのだろう。 あまり本を読む人じゃなかったけれど、三島原作の本は読めと云われた記憶がある。 子供心には過激な運動家というイメージしかなかっ…

怖い噂(旧 不思議ナックルズ)

怖い噂 VOL.2 ミリオン出版 2009年8月刊行 この雑誌は3,4年前から不思議ナックルズという雑誌名で発行されてた雑誌である。 不定期刊行というか4か月に一度くらいしか出ない。 いわゆる現代社会の禁忌であるとか怨念、心霊スポット探索、怪現…

突破者

この本はいつ頃読んだかな。1999年頃かな、今何故か手元にないのですが。 これはグリコ森永事件で犯人扱いされたキツネ目の男、宮崎学氏の半生をつづった自叙伝のような私小説である。 京都の地元の有数のヤクザの家に生まれ、早稲田大学在学中に学生運…