気ままに気楽に

今日も息をしています

McCARTNEY Ⅱ・Paul McCARTNEY

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1. カミング・アップ

2. テンポラリー・セクレタリー
3. オン・ザ・ウェイ
4. ウォーターフォール
5. ノーボディ・ノウズ
6. フロント・パーラー
7. サマーズ・デイ・ソング
8. フローズン・ジャパニーズ
9. ボギー・ミュージック
10. ダーク・ルーム
11. ワン・オブ・ディーズ・デイズ


さてNETもブログも再開ということで久々にアルバムレヴュー記事です。

1980年に発表されたこのアルバムは一部、ビートルズ、ポールファンから拒否反応を受けたかも知れないアルバムですが個人的には好きなアルバムです。

1980年と81年っていうのは結構自分史的には重要な年でありまして、それまでのポピュラー音楽の70年代的なモノがなくなりつつあった年ではあるのですが結構60年代から活躍しているジャイアンツの佳作も多い年だった様には記憶します。

この年はなんといってもポール・マッカートニー初来日!!バンザーイ!!なしよトホホ、、、、ということでがっかりしたファンも多かったと思います。

ワタシの高校時代のクラスメートの友人もビートルマニアでこの初来日のチケットを購入したのですが観に行けずしかし家宝ということで払い戻しせずに大事に保管していたらしい。

そのくらいにまあショックであったといいますか、残念でこの当時の日本は規制が今より確実にきつかったとは思います。

後年のミック・ジャガーストーンズがすんなり来日できているのにこの時だけってのはコレはワタシの妄想ではあるけれどある種、見せしめ的な効果を狙ったのか?と穿った見方をしていたものでした。

1はメガヒットしてもうラジオでヘビーローテーションで当時かかっていましたね~、しかしちょっとコレにはぶっ飛びましたよ、ポールがテクノかよ~!!ってでもタイコのリズム感が独特の面白い楽曲ではあります。

カミヤマーって言ってるようにしか未だに聴こえないんだけどなあ~??

2もメガヒットしたのか?とにかくよく聴こえていたし聴いていましたわ、テンポラーリーセクレターリーってこれもなんかつづり通り歌ってるのかな?妙チクリンな曲でしたが耳をついてはなれなかった曲ではあります。

4は解散したウィングス時代に既に完成されていた曲らしくこの異色作の中でもさすが世界一のメロディメイカーたる所以をいかんなく発揮しているメロディアスな楽曲です。

ラストの11も当時よく聴いたかなあ~、如何にもポールらしい素晴らしい旋律の楽曲ではある。

ポールの才気才能大爆発なアルバムは個人的にはコレ以降はないような気がします。

そしてデジタル時代に入って新しい試みに挑戦している処など、ストーンズなんかとは又違う部分での若手への彼流の返答の様な気も?勝手にしています。

まあそんなことはともかく勝手気ままに楽勝でこのくらいの曲は作れるよ~んって印象が強いアルバムで残念な初来日中止のショックを吹き飛ばすような快作ではありました。

ホント、ルービック・キューブ、なめ猫ジョン・レノン逝去、ボブ・マーリー逝去、ストーンズの大USツアー、漫才ブーム、レナード、デュラン、ハーンズの世界ボクシングのウェルタースターウォーズ等等、後世に語り継がれる色んな事象が起きた年代でありまして自分史の中ではターニングポイントになった中身の濃い2年ではありましたね♪