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今週のボブ・ディラン Masters of War


今週のボブ・ディラン

Masters of War です。


この曲は彼の初期の最大重要傑作アルバム「THE FREE WHEELIN'」に収録されている強烈なプロテスト・ソングである。

おそらくこの曲のイメージで1960年代初頭の狭義なフォークファンやマスコミはディランの自分たちの中でのパブリックイメージを植え付けたのではないか?と想像する。

未だにこの攻撃的なメッセージがこの曲誕生以来50年近く経過しても通用するのが怖ろしいといいますか時代は何にも大局的に見た世界のパワーバランスなんかに置いては変わっていないと思います。

80年代以降のLIVEでも本人もよく取り上げていたし、カヴァーするミュージシャンやバンドも多いこの曲はある種普遍なメッセージが込められている様には思います。

日本なんかでもこの感覚は別に戦争以外の部分での一部の大企業や官と呼ばれる処のTOPにあてはまる事象であり、彼らは何も市井の人間の事等考えておらず自己保身と我が身内やその周りだけがよければいいという発想なのが多いのではないだろうか?


Masters of War