Dr.Feelgood Down By The Jetty
1. シー・ダズ・イット・ライト | |
2. ブーン・ブーン | |
3. ザ・モア・アイ・ギヴ | |
4. ログゼット | |
5. ワン・ウィークエンド | |
6. ザット・エイント・ザ・ウェイ・トゥ・ビヘイヴ | |
7. アイ・ドント・マインド | |
8. トゥエンティー・ヤーズ・ビハインド | |
9. キープ・イット・アウト・オブ・サイト | |
10. オール・スルー・ザ・シティー | |
11. チェック・ブック | |
12. オーイェ! | |
13. ボニー・モロニー~テキーラ |
1975年に発表された彼らのデビュー盤である。
俺はというか俺たちは中高の頃はPunk、Newwaveにどっぷりつかり、そのなかでもビート系を好んで聴いていたので洋邦問わず、幅せまーく片っ端から聴きそしてインスパイアされカヴァーしたり、バンドのオリジナル曲のヒントにしたもんだ。
でこのドクター・フィールグッドは少し、後追いで殺人病棟(すげえ邦題)ってLIVE盤を聴いてPunkやNewwaveの源流になるPub Rockなんかを知る様になるわけだ。
エルヴィス・コステロやストラングラーズの初期もそう定義付けされているらしいが一番体現していて音的にPubでかかりそうなのがこのバンドでもう一つは俺は、このバンドの音とマーク・ボランでBoogieって音を知った処がある。
別に特に定義なんてないんだろうけど、シンプルなギターリフとカッティング、2ビートに近い?8ビートの音がそういうものだと思う。
マーク・ボランの場合は音世界がもっと多彩で複雑な処もあるので一概には言えないが、Punksの支持のされ方が半端じゃなかったのでやはりBoogieな要素があったのであろう。
因みに俺は好きな音の要素でJump、Boogie、Soulfullってのを重要視している処がありまして、どういうジャンルであれ音にその感覚的なもんなんだけど、そういう要素がある音はオールOKです。
そういう意味合いで行きますと、あまりけなしたくないですけどここ10数年のJ・POPなるものはほとんど駄目ですわ。30秒と聴いていられないね。
時々、仕事先で邦楽の有線がかかるのですが「一生一緒に居てくれや~(・o・)」なんて三木なんたらなんて、カスのJ・レゲエ??の曲を聴いたら頭が痛くなる(笑)
1や4の様なパンチの効いたPunkにインスパイアーを与えた曲から、ジャングルビート、ブルージーな楽曲、思わず身を乗り出してJumpしそうなナンバーばかりで英国が生んだ奇跡の1枚であるとも言えます。
1986年に脱退したギタリスト、ウィルコ・ジョンスンのLIVEを神戸チキンジョージで俺は体験するのですが、チャック・ベリーのルート66や、ピート・タウンゼンドばりにジャンピング・スライディングするアクションも物凄い迫力で恰好良く、ボー・ディドレーを彷彿させる解放弦?指じゃらんギター等、観処満載だったのがこの辺を聴きますと懐かしく思い出されるのだ!!♪