気ままに気楽に

今日も息をしています

SON HOUSE   THE ORIGINAL DELTA BLUES

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1. デス・レター

2. パーリーン
3. ルイーズ・マッギー
4. ジョン・ザ・レヴェレーター
5. エンパイア・ステート・エクスプレス
6. プリーチン・ブルーズ
7. グリニン・イン・ユア・フェイス
8. サンダウン

9. レヴィー・キャンプ・モーン
10. ポニー・ブルーズ
11. ダウンハーテッド・ブルーズ

近頃は音楽レビュー記事って言っても引っ越し以降、レコードやCDは2階の倉庫代わりにしている納屋にダンボール箱に詰め込んでいるのでブツを簡単に取り出せないのであまりアルバム記事が書けないのだ。

なんとか専用棚を購入してせめてディランやヤングのレビューだけでもほぼ年代順に仕上げたいとは思っている。

そんななかで怖れ多いサンハウスの登場なんだけれど、これも部屋に散乱しているCDの束の中でたまたま目立つというか異彩を放っているのでとりあげたまでだ。

この人の名前は高校時代にストーンズ好きでブルーズ狂の友人に聞いた事があるがその当時に聴いていたら多分?よさが分からんというかどう対処していいんか分からんかったとは思う。

ある程度年齢を経て、それなりに色んな音を聴きこなしたうえで聴くもんだと勝手に考えたりもするのだ。

しかしながら最近、凄いなあ~って思ったのが今月号のロッキン・オンにてビートルズが表紙なんだが、アルバムレビュー記事を改めて掲載しているんだけどそのほとんどが、リアルタイム世代ではなくなかには80年代に生まれて90年代の音がリアルタイムって評論家?がレビューしているんだけどよく研究しているなあ~って感心したことである、仕事だから当たり前とは言えまだ齢30歳にも満たない若者が、40~50年前の音源であるビートルズを評しているのは、なかなか勇気と気合いがいったのだろうと妄想する。

丁度、俺なんかがデルタ・ブルーズ(泥臭いってことなの?)や戦前音楽を評するのと同じオン・タイム感のずれがある筈だ。それだけ映画も文学も音楽もそうだけれど遡って聴いて評するってのは難しいし、もちろんPlayするのも難しいように思う。

この人の名前から福岡出身のロックバンドなんかもネーミングしたんだろうが、渋すぎるの一言である。

SUNではなくSONってところがこだわりなのか、ミソなのかワザとなのかいかしている。

全編、コレBluesとはなんぞや?、ボトルネックとは?を明確に表現している1965年に発表された本作ではあるがなかには戦前のオリジナルもあるんじゃないかな?ってよく分からんのだけど、こういう音ってのは内面からにじみ出てくるモノでありなかなか真似の出来ない、いわゆるホンモノの音なのだ。

1の動画は何かの映画のワンシーンなんだろうけど箴言・格言のオンパレードでいちいち若輩者の俺はうなづくしかないのであり、多くのミュージシャンもそうであろうと思われる。

スペルが違うけれど7の様な曲があるのもちゃめっけがあって嬉しいではないか!!