気ままに気楽に

今日も息をしています

U2 LIVE "UNDER A BLOOD RED SKY"

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1. Gloria

2. 11 O'Clock Tick Tock
3. I Will Follow
4. Party Girl
5. Sunday Bloody Sunday

6. The Electric Co.
7. New Years Day
8. '40'

2013年初のアルバムレビュー記事はU2です。

今、言い訳するわけじゃないけどLP、CD共に以前住んでいた家の様に整理されていないので自分の部屋に置いてあるモノからしか紹介出来ないので、今年の一つの目標としてCDやLP等のラック棚を購入して整理するまでアルバムレビュー記事は激減します!!って宣言しても誰も困らんわの

U2の歴史的名盤「WAR」のあとに発表されたUSでの熱いLIVEを伝える実況盤である。

このバンドを自分がいつも考える時にバンドとは?となった際にビートルズストーンズよりも偉大な部分があるということである。

ソレは結束力である。1980年にメジャーデビューしてバンド結成以来35年以上ずうーっと同じ4人でコンスタントに活動しているのは他に類を見ないし、その点だけでいくと世界一のバンドであると言える。

ともすればこういうVoとGuitarが非常に特徴があって、互いにリードシップの取れるバンドというのは大体、結成10年くらいで解散、ソロ活動に従事してまた偶に集合するってのが60年代~70年代の大物バンドでもありがちなスタイルですがずーーーと継続して同じメンバーで30年以上現役でバリバリに活動するっていうのは、ホント有名処では稀有な例である。

このバンドのファンにしても30代くらいまでの若年層?は今現在と80年代後期までがこのバンドの真骨頂で遡ってそれ以前は聴かないという連中もいるらしいけどソレは大いなる間違いであると言い切る。

初期の3枚があるからこそ、この熱いテンションとアジテーションと訴えがいつまでもリスナーの心を打つのだと個人的には思う。暑苦しい熱さではなく情念とか信念の熱さなのだ。

このバンドを体感したのは1998年のPOPマートツアーの際に大阪ドームで観たときだけなんだが、ニューアルバムがデスコーサウンドを引っ提げながらも熱いLIVEを展開して、Voのボーノが客席にハプニング乱入した際に俺の周辺のすぐそばのアリーナ席に出現してこの男の顔を間近で観たんだけれど、なんていうのかな?怒りと不満が同居している感じで(演じているだけかもしれないが)イイ表情をしていました。

全編、コレ情熱とはなんぞや?ってPOWERに満ちた演奏で非常に聴きごたえのあるLIVE名盤です。

ビートルズストーンズを嫌いっていう御仁は別に何とも思わないが、U2やクラッシュは嫌いって奴は俺は本当に大嫌いである、毒にも薬にもならん屁みたいなイマドキの邦楽でも聴いて寝とけ!!って言いたくなるね!!って思わず熱く暴言を吐きたくなるくらい素晴らしい80年代の名LIVEです。

因みに20数年前に西宮に住んでいた頃、2年連続でニューイヤーを大阪ミナミのブリティシュパブのHUBって外国人が集う有名な処で7の曲がカウントダウンで流れていた。そのくらいこの曲は欧米人のリスナーにとってアンセムな曲になったんだろうとその時も今も強く感じる。