JOHN LENNON/YOKO ONO ・ DOUBLE FANTASY
1. スターティング・オーヴァー |
2. キス・キス・キス |
3. クリーンアップ・タイム |
4. ギヴ・ミー・サムシング |
5. アイム・ルージング・ユー |
6. アイム・ムーヴィング・オン |
7. ビューティフル・ボーイ
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8. ウォッチング・ザ・ホイールズ |
9. あなたのエンジェル |
10. ウーマン
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11. ビューティフル・ボーイズ |
12. 愛するヨーコ |
13. 男は誰もが |
14. ハード・タイムス・アー・オーヴァー |
1980年に発表された本作は天才ミュージシャン、ジョン・レノンの遺作となりました。
と言いますか、俺たちの世代はやっぱりポール・マッカートニー、ウィングスだったんだよな。少し上の世代がジョンを好んでいたと言いますか。
あくまで俺の受けるこの人の印象なんで間違いかもしれませんけど、バンド時代よりソロになってから遥かに個人的なパーソナルな事象を曲にすることが多く、カヴァーばかりのアルバム「ロックンロール」以外、おそらくどのアルバムにもそういう楽曲が必ず挿入されていたと思う。
ソレと対極にラディカルでポリティカルな曲(多少にオノ・ヨーコの影響もあったのか?)がありその好対照がアンバランスにならずバランスをほどよく保つ処にまったく勝手な解釈であるがこの人の最大魅力の一つでもある様に感じるわけだ。
このアルバムに関して言えば、ほぼ全編パーソネルな事象に焦点を当てた楽曲ばかりで今まで自分を支えてくれた家族(妻や息子)に感謝している内容が多い。
アヴァンギャールードすぎるオノ・ヨーコの楽曲もこの作品に関してはまだなんとか聴ける部類である。
5年ぶりの新作で1のなんともこれから始まるんだよ的な楽曲を聴いて、おお~復活だあーって今後のさらなる創作活動を感じさせる部分があっただけに残念でならない。
発売当時、、、、、評論家??筋からそんなに評価が高くなかった(と思う)盤だがやはり素晴らしい盤に変わりないと思う。
7や10の楽曲なんて生活を持った者なら誰でも感じるし思うことなんだけどこの人の歌唱と楽曲がのっかるだけで永遠の輝きを放ち不変のメッセージになるのがポピュラーの最大のマジックなのだ。