気ままに気楽に

今日も息をしています

KISS ALIVE Ⅱ

イメージ 1
 
今宵は暑苦しく地獄の狂獣と化し暑苦しいハードロックを聴こうではないか!!
 
1977年発表のKISSのライヴ2枚組。
 
TRACK LIST (2枚組LPレコード)
[Disc 1]
Side A: 1. Detroit Rock City /
 
 
 
2. King Of The Night Time World / 3. Ladie's Room / 4. Makin' Love / 5. Love Gun
Side B: 6. Calling Dr. Love / 7. Christine Sixteen
 
 
/ 8. Shock Me /
 
 
9. Hard Luck Woman / 10. Tomorrow And Tonight
[Disc 2]
Side C: 1. I Stole Your Love / 2. Beth / 3. God Of Thunder / 4. I Want You / 5. Shout It Out Loud
Side D: 6. All American Man / 7. Rockin' In The U.S.A. / 8. Larger Than Life / 9. Rocket Ride / 10. Any Way You Want It
 
 
ほぼマジで30数年ぶりにまともにアナログで聴いたKISSの疑似LIVE盤は俺の中で永遠の輝きを放った。
 
キッド・ロックという表現を許されるならばKISSのサウンドこそそういう表現が一番当てはまると個人的に感じる。
 
たぶん?俺の想像なんですけどこのバンド自体はグラム・ロック的なアイデアで少しギンギラ化粧を施して小さい小屋で演奏していたと思う、メジャーデビューするまでの間は。
 
でも米国は、人工国家でまして1970年代初頭はまだまだ肌の色で差別のある時代で特に混血も多いだろうけれどホワイト的なハードサウンド?って彼氏らにはそのまんまではきつかったろう部分があったので思い切って日本の歌舞伎からヒントを得た架空の星から登場したバンドという設定でこのメイクを思いついたのではないか?と妄想もする。
 
KISSがなぜ?本国より先に日本で爆発的に人気に火が付いたかと言えば、この大胆なメイクとコスチュームとハードだけれどメロディアスなサウンドに秘訣があったのかな?と。
 
30数年前に俺が当時、親戚の兄さんから譲り受けたテクニクスのボロステレオでKISSを聴いていたら、たまたま遊びに来ていた親戚の兄さんの長男が嬉しそうにはしゃぎだした、3歳児くらいだったと思う(今は30過ぎのおっさん)けれど、こういう音は幼児の耳にもダイレクトに響くものなのだ、だからキッドロックと呼べるかな?と。
 
全編ギミックだらけのプロレス的疑似LIVEで2枚目のB面なんかスタジオ収録曲ばかりなんだけれど、それでも当時は重厚でズシーンと重く響いたアルバムである。
 
理屈抜きにKISSのサウンドは楽しめるのが何よりもイイ。
 
このLIVEの電飾は矢沢永吉が後に模倣することとなるがたぶん?世界初の大がかりLIVE電飾と記憶する♪