気ままに気楽に

今日も息をしています

毎日が夏休み

毎日が夏休みだったら最高に幸せじゃないか!
 
 
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時折自分なんかは人生において夏休みの時期は何時かいなあ~って思いをはせますが間違いなく大学時代の4年間は人生において最大の夏休みでした。
 
普通科だけの一応進学のみしなかい男女共学の高校に通っていたら高卒の就職なんて考えられなかった。
 
商業や工業高校の理工系なら就職も色々あって技術は身につくんだろうけど普通科の文系って社会の何の役にも立たねえ
 
専門学校に逃げる道もあったけどボンクラ大学でも進学するしかなかった。
 
就職といっても、どう考えても会社の幹部になれる就職先なんてあるはずなく、出世欲なんてなかったけれど労働組合のある大手に就職なんて俺の行っていた高校では無理やったと思う。
 
多くの同級生が大学進学か専門学校入学を選んでいた。
 
俺も大学の推薦入試がどこも落ちたら美容専門学校に行くつもりにしていた。
 
馬鹿ながら髪の毛を切るとかデザインするってのはヅラにならない限り食に次いで食いはぐれのない商売だと考えていたし、独立開業して自分の店を持ちたい、髪の毛いじるのが凄い好きだったしというのがあったから。
 
結局ボンクラ大学に入学が決まったので美容師の道はやーんぴしたんだけれど、俺の中で後悔したのはこの時期の決断、美容師になれんかったとしても美容師の道を選らんでいればなあーってのは未だにあります。
 
でも俺の場合は結果論ですが人生において20代も30代も夏休みみたいなもんで遊ぶために仕事していたようなもんやから変わらんのだけれどね。
 
で1994年公開されたこの邦画なんですが、個人的には1990年代の邦画の名画であると言い切りたい。
 
人間はいくつになっても一部のワーカホリックなモノは別として楽しみを見つけるために、自分で作り出す夏休みを得たいために楽しく、歯を食いしばって働いているんだなあーと痛感した、これ観て。
 
誰だって学校も行きたくないし、会社で仕事したくないよ、なんの技能もないけど楽しく稼いで生きていきたいよな。
 
この翌年、リアルなガメラ映画を撮る金子修介監督の秀作である。
 
 
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