気ままに気楽に

今日も息をしています

LED ZEPPELIN   HOUSES OF THE HOLY

俺たち世代の共通言語でZEPPとPURPLEは外すことが出来ない。

イメージ 1


1. The Song Remains The Same
2. The Rain Song




3. Over The Hills And Far Away
4. The Crunge
5. Dancing Days
6. D'yer Mak'er
7. No Quarter
8. The Ocean


全世界1億人のハードロックファンの皆様お待たせしました

ZEPの1973年に発売された5枚目です。

このジャケってヒプノシスって絵画集団?が制作しているんでしたっけ?

俺は常々この絵を観たときに山口県秋吉台の鍾乳洞を思い浮かべる。

大体すべてではないけど、自然が作った人間が歴史的遺産にしているものは神聖なもののなかにエロティシズムを感じるものだ。

秋吉台は俺は行った事がないんですが俺の兄貴が中学の修学旅行で行ってその土産で買った鍾乳洞中の石で造った?訓示が書いた置物とか記念写真を観て荘厳な印象は受けました。

俺の時は阿蘇山だったのでラドン登場!とかこの断崖絶壁に落ちたら一巻の終わりやなあーという恐怖心がありました。

さて本作は前作のⅣで世界的大成功をおさめ、おそらく日本での洋楽レコードセールスもビートルズに並び匹敵するくらい売れたころだと思うので個人的には少々変化球的なZEPPが楽しめる盤だと解釈しています。

元々スタジオミュージシャンあがりで経験豊富なリーダー、ジミー・ペイジなんで並のハードロック的な音を出すバンドならば前作で音的アイディアは使い果たす処ですが、このアルバムで又新機軸を打ち出したような気がする。


性急なリズムで突っ走る①なんて曲はギター少年の教則本となると同時に途中からのミディアムテンポに1曲の中でスピード、旋律、リズムの実験をしているかのよう。

②はスローバラードで旋律が美しい。

③はカッティングリズムギターがよろしく跳ねたリズム。

④はリズム展開が面白いZEPP流ファンクサウンドと言えよう。

⑤はミディアムテンポなタイトル通り腰をくねらせ踊れるダンサブルナンバーだ。

⑥レゲエ流裏打ちリズムが楽しい。

⑦は幻想的な風景が広がりそうなサウンドだ、ムーグ?

⑧はつんのめりそうなリズムの中で押したり引いたりなサウンド

全体的にヴォーカルやギターよりもベース、ドラムのリズムセクションに重きを置いた音が多い。

このバンドの華やかな歴史の中では埋没しがちな地味な盤ですがやりつくし感があるなかで、新たな可能性を打ち出した過渡期の音だと個人的には感じる。