ヒュードロドロドロ、、、、稲川淳二ではなく猪名川に行ったのや♪
クルマでいきますと兵庫と大阪の県境を走っている川の様だ、川の東側が大阪府、西側が兵庫県という風に、地続きの国の境とか県境というのは川で区切られことが多いそれ故に、川には色んな歴史が詰まっているし色んな物語、由来があるのだ。
旅の準備はBGMのCD選びから始まる、今回は秋らしくニール・ヤング御大の曲を聴きながら、ドライヴするとしよう。
高速を降りてすぐの処にセヴン・イレブン発見、まずはヒーコをここで買う。
最近のコンビニはどこでもドリップしたコーヒーを100円で売っているじゃない?
此れって確かに美味いけど量は少ない、缶ヒーコの半分か3分の2くらいか?缶ヒーコのショート缶もワイの気のせいかもしれんが、量が減少している、180gから150gになっているんじゃないかな?なんにせよワンコインでこういうのは飲めるのが重要で130円とか150円では飲まない、消費税を乗せるなら量を減らして100円にしろと言いたい飲料メーカーには。因みに横のズーミ(水)も100円だ、薬を常に飲むためにほぼ毎日買っているな。
まずは一泊する旅館に到着、ここまで来るのに1時間半かかった、、、、兵庫県や神戸市は大阪や東京の都心より遥かに面積が広大なんや。
此処に寄るまでの川西能勢口とかは元スワローズの名捕手、古田が育った確か?地方のはずである。ワイの住んでいる地域とは違いのんびりした間があり、比較的上品な雰囲気の地域である。
15時チェックインなのでまずは腹ごしらえをしたい処だが駐車場付きの個人営業の店は皆無だったので、日生中央駅周辺のショッピングモールに入る。
モールの中で手ごろな店を発見、800円前後で定食食べれたら上等!!
一緒に連れてきたヤンピー(オフクロ)には親子丼のミニうどん付き定食、ワイはカツ丼の定食、これで840円なんでまずまずでしょう。
カツ丼は具が多くてご飯が少ない、コレは若者向けではなくこの地自体が若者が少ない証左と言えよう、ワイはご飯はあまり食べてはいけないので丁度いいのだが物足りなく思う中高年は多いと思う、要は上品で高齢者向けなわけだ、ヴォリュームではないのだ。
旅行とくればケーサ(酒)なんだけど個人商店が軒並み閉鎖している。
雨が降ってて車中から撮っているのでわかりづらいだろうがほぼ廃墟とかしたシャッター商店街だ。医院だけ開いている。
他にも大型ショッピングモール自体が巨大廃墟と化した処があったので驚いた、たぶん幽霊が出るとは思う
15時前に宿に到着、3階建ての2階でEVがないからヤンピーはしんどかったと思う。
大浴場や食堂は1階なので常に部屋を出るときは介護状態や。
この小さな滝の音は大きくてかなり急流に思え、また自然の幽玄な姿を現してもいた、神戸にこういう場所はない。
結局酒屋は全滅状態だったので、猪名川の地元のショッピングモールで酒とアテを買う。左側のセンベイの味は格別であった。揚げ一番のソース味は期間限定のようで初めて食べた、濃厚な味だが止められない止まらない。
猪名川には地酒はないようである、仕方なくキクマサにしたのだ。
窓から見える景色である、この川沿いで幾つかの合戦があった筈でありその魂は今も眠っているのであろう。
この川の水はそのまま飲めないだろうが顔を洗っても大丈夫な清水と思われる、夏なら水泳したいくらいだ。
ワイらが泊まった部屋は竹の間と言って通常5人部屋で畳15畳は優にある広い和室だった。
温泉は露天風呂もあったけど特に珍しいモノではなかった。
家の風呂より遥かにくつろげたけどね。
2階から1階に降りる階段途中にある鹿とイノシシとキジ?の剥製。
今なら絶対厳禁の剥製の筈、異様な生物感があった。
イノシシの幽霊も出るのだろう
18時半に夕食を予定していたので1階の食堂に降りる。
給仕のおばちゃんがとうばんじゃ?(方言?)の鍋とか言っていた意味不明??
高齢者に優しそうな惣菜。
とうばんじゃ?の蓋を開けてみる、肉の様だ?
吸い物に味噌がついたイカやタコなど。
刺身もあるけど全体的に小ぶりで高齢者に優しい。
ピンボケで申し訳ないがとうばんじゃ?が焼けた、ポン酢醤油で頂く。
正体はどうも猪の肉の様だ、猪に呪われるだろう(笑)
夜の滝である、如何にも稲川淳二が怪談噺でもしそうな雰囲気、絶対幽霊おるやろ!
此処で身投げした(底浅そうだけど)人も居るであろう。
翌朝の景色、常に川は流れていて大きな音を出している。
この川には幾多の歴史がある筈だ。
朝食、可もなく不可もなくといった感じか?特別に美味くはなかった。
旅館の女将に断わって駐車場の裏側から小さな滝の近くまで接近した。
水の涼しさを体感する、夏やったら泳いでいるな。
神戸でこういう自然の清清しい風景はワイは知らない、山間の中腹部だからある風景なのだ。
この小さな川が下流で淀川に繋がるのだろう。
別の河川敷ではマス釣り場(有料)があって釣り人が楽しんでいた。
そのまま飲めそうな清清しい水。
ザッバーンと裸で飛び込みたくなるワイ。
霊験あらたかな川ではあったな。
宿からすぐそばに重要文化財に指定されている寺があった、東光寺という。
階段を昇り切り、正門にだが、、、、閉まっている。
右手を観ると事務所らしき建物と鐘があった。
この鐘の除夜の鐘は独特の雰囲気があると思える。
左手を観ると仏様が。
由来が書いてあるけどよく読めない。。。。。。
コレが一刀彫の木仏かあ~、、、、コレ全体が樹木のようである。
お賽銭箱に小銭を入れて手を合わせてしまった。
なんか予約制で中のお堂で一刀彫の像を拝めるみたい。
柔和な表情をされていたな、汚れたワイの心も洗われそう(笑)
クルマをさらに奥数キロ走らせたら、道の駅いながわがあった。
その日の朝とれたての野菜とかを即売するそうで午前中でしたがにぎわっていました。コイツは猪をもした地元のゆるキャラだろう、昨日食べたったばかりやで(笑)
即売の販売センターの中に入る、結構にぎわっていた。
地鶏の卵なんだろう、スーパーで売っているのの倍はするけど卵かけごはんに最適らしい?家で誰も調理しないのでこれくらいしか買わずだった。
猪名川やのになんで和歌山ミカンなん?幾分かいかがわしさを感じた地域でもあったね。
宿の側の川の景色が圧倒的でした。
川の側にはいろんな物語がちりばめられており、人々の想いが詰まっているんだ。