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今日も息をしています

ルードボーイ



パクリ企画しりとり第3弾 映画しりとりは合計121作のノミネートがありました。

その中で俺が今までに観た映画でまだこのブログで取り上げていない映画を取り上げていきます。

1番目の「クイール」は未見ですのでパスして2番目の「ルードボーイ」から始めます。

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この映画はセミドキュメンタリーで1980年に公開される。

日本ではクラッシュが解散した後に公開しているはずだ。

後にずいぶん経ってから俺はVHSでこの映像を手に入れ一時期毎日観ていた。

気合なんか入った時に観てしまう映画だった。

話の筋は単純でクラッシュに憧れた青年がポルノショップの店員をしててもうだつがあがらんだろ!ってことでクラッシュのローディーとなる。

この映画を観たクラッシュのメンバーはがっかりする。

その理由は定かではないがこのローディーが機材運びのままで終わるところかな?と思うわけだ。その後の彼氏の成長物語はない、確かローディーもクビになる終わり方だったと思う、それはそれで青春残酷物語なんだが現実はそうだろうが、もう少し夢を持たせろよって処が欲しい映画ではある。

多くのミュージシャンやバンドマンはローディーからスタートしているのだ。

だから俺達みたいな奴らでもプロの憧れているミュージシャンやバンドの坊やになりたがったりする。もちろん自分も並行してバンド活動しながらとかね。

この主人公はそういうのはなくただ単純で粗野な奴にしか映らない。

ジャマイカンのスラングであるルーディーってのは不良という意味なんだがそこにはお洒落やセンスも含まれているわけだが、どういうわけかこの映画の主人公はそこに大いに欠ける。

クラッシュの初期のムーヴメントとLIVEドキュメンタリーとしては素晴らしい映画ではあるが、それ以上のものがない処が少し残念な作品だ。