paul weller heavy soul
俺の中では終わっていたミュージシャンであった、1980年代半ばに。
もっというとThe Jam解散以降だ。
スタイル・カウンシルを評価していた向きもあったが自分の中ではまるで駄目でウェラーも終わったな、、、と思ったらThe Jamやネオ・モッズ時代を知らない連中のファンが増殖してHITしメジャーな存在となる。
- ヘヴィー・ソウル (パート1) - "Heavy Soul (Pt 1)" - 3:55
- ピーコック・スーツ - "Peacock Suit" - 3:12
- スージーズ・ルーム - "Up in Suzes' Room" - 4:23
- ブラッシュト - "Brushed" (Paul Weller, Steve White, Mark Nelson) - 3:26
- ドライヴィング・ノーウェア - "Driving Nowhere" - 2:57
- インスパイアー・ユー - "I Should Have Been There to Inspire You" - 5:13
- ヘヴィー・ソウル (パート2) - "Heavy Soul (Pt 2)" - 3:09
- フライデー・ストリート - "Friday Street" - 2:20
- サイエンス - "Science" - 3:32
- ゴールデン・サンズ - "Golden Sands" - 2:54
- リーン・イントゥ・ザ・ライト - "As You Lean Into the Light" - 2:46
- マーメイズ - "Mermaids" - 3:03
そんな俺が久々にウェラーを聴きはじめたのが1997年に発売されたこのアルバムからだ。
その前年くらいから自分の中でのネオ・モッズ・ムーヴメントがありジャムやスモール・フェイシズを改めて聴いている最中であった。
決定打になったのはOCSのサード・アルバムを聴いてからだろう。
オアシスや他のブリットポップは興味なかったが、OCSはじめ多くの90年代に売れた英国バンドの連中がジャム、そしてウェラーを崇拝していた。
オアシスのギタリスト、ノエル・ギャラガーが音楽番組で言っていた言葉が印象深い。
俺たちはジャムの「カーネイション」がアンセムでウェラーの存在があるから今の俺達があるのだ。
彼らはオアシスを中心にしてOCSのギタリストやらを参加させてウェラーのトリビュートもしている筈だ。
このアルバムを聴いて、またウェラーをそしてジャムをよく聴くようになった。
2000年の来日公演では公言通りカウンシル時代や、ジャム時代の曲を一切しなかった。ZEPP大阪で観たLIVEはPUNKSが1階席で暴れていたけど、俺は2階席で座って観てた。
そのあたりがまったく節操のないジョン・ライドンとミュージシャンとしての差というか比較できないクオリティの高さがある。
昔の栄光の曲にすがるのではなく常に創作意欲を持って新しい楽曲を作り続けるといったミュージシャンシップにあふれていてタレントではないわけだ。
まったくの個人的意見だがジャム、カウンシルを経て一つの到達点に彼が立った記念碑的作品である。
表題曲、2曲目、8曲目どの曲も重厚で聴きごたえのあるソウルフルでモッズな音である。
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