気ままに気楽に

今日も息をしています

STOP JAP...THE STALIN..



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1. ロマンチスト
  2. STOP JAP
  3. 極楽トンボ
  4. 玉ネギ畑
  5. ソーセージの目玉
  6. 下水道のペテン師
  7. アレルギーα
  8. 欲情
  9. MONEY
  10. STOP GIRL
  11. 爆裂(バースト)ヘッド
  12. MISER
  13. 負け犬
  14. アレルギーβ
  15. ワルシャワの幻想
  16.GO GO スターリン
  17.カタログZ
  18.先天性労働


 
 
 








ハードコアPUNKバンド、THE STALINのメジャーファースト。

コレは12インチ?のGOGOスターリンカップリングされた後に出たCD。

俺が覚えているのはコレが出たのが1982年の暑い夏だったということだ。

で、このアルバムが発売される前に「TRASH」というインディーズ時代の自主制作盤を聴いていたというか、入手できないので友人の所有していたのを録音した。

その自主制作盤で相当ヤバイ雰囲気を醸し出していたのでコレは期待していたが、やっぱりメジャーということでかなり内容は抑え気味に感じた。

あくまで俺の中でのPUNKの定義はコード数少なく、ギターリフ短く、ギターソロほぼなし、Voは力強く歌うというより叫ぶ、心から心底叫ぶという定義が一つある。

歌詞内容はもちろん現状の欲求不満をぶちまけるという点ではRockなんかの超原点回帰ではあるが1970年代後半~80年代前半はそのRockそのものが疲弊していたアンチテ―ゼとしてPUNKは出現する。

米国、英国発のPUNKは日本に飛び火し邦楽では一連の東京ロッカーズINUなどがあったが日本全国に悪名を轟かせたのはAnarchyとThe Stalinである。

俺は同時期にThe Modsを地元神戸で初めて観て、その後大阪バーボンハウスにてAnarchyのLIVEを観て(どっちも酸欠で死にかけた)、そのあとこのSTALINを神戸の兵庫県民小劇場で体感することとなる。

よく観客が暴徒と化してヤバい雰囲気のLIVEの一つにSTONESのオルタモントスピードウェイのフリーLIVEなんかが挙げられるが、死者こそ出なかったけど相当やばいLIVEでした。

その劇場は元々劇団の観劇や自主映画を放映する小ホールなんだけど、STALINのLIVE後に会場のエスカレーター破壊、固定椅子20台は器物損壊、正味の本気のPUNKSの小競り合い、今なら銃刀法違反間違いなしなOUTなLIVEで文字通り修羅場と化した。

俺はその後嫌々ながらSTALINを体感したいからという友人が居たので無理やり、京都大学西部講堂にてスター階段(スターリンと非常階段のユニット)を観て又死にかけたことがあるけど、なんていうか俺の中でのPUNKの当時の大定義はポリティカルであること!というのがあったんだけど、とにかくポリティカルも何も今なら犯罪スレスレなLIVEを体感できたのは、そして未だに30年以上経っても語れるのは、そういうLIVEは聴衆も演者も役者が揃っていたからに他ならない。

PUNK??豚の生首投げる??ガイキチじゃないの?という人には永遠に理解できない音かもしれないが、Rockが失った野性味みたいなのをこのバンドなんかがPUNKという表現で、決してオーヴァーグラウンドではないが表現していたとは言いきりたい。当時マジで怖かったけどね。

前座が友部正人でPUNKSに野次られまくっていたけど歌いきっていた、流石である!!

この当時はジャパニーズビートとかPUNKをガンスケ聴いていて洋楽Fuck off!!って時期でもあった自分にとって。


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