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今日も息をしています

菅原文太



パクリ企画第4弾  俳優しりとりは合計117名が登場しました。




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16人目は菅原文太です。

この人は年代によって役柄がわかれる人ですけど多くの映画ファンは東映実録路線の破天荒な主人公に憧れを持った人も多いでしょう。

俺ら世代は「トラック野郎」ですがアレはこの人の素に近い処ではあるが少し違う部分はあった。あのシリーズがイイと言う声も多いが。

俺の中では個人的には1970年代半ばまでで一つのアウトロー役を確立させて、その後は少しあの人は今?みたいな部分は80年代に入って多少否めない部分はあったようには思う、大物俳優ではありましたけど。

俺が勝手に憶測するにこの人や高倉健はモデル上がりなんでスタイルがイイが殺陣が出来ない部分、市川雷蔵三船敏郎仲代達矢のような重厚な演技が出来ない分、破天荒で型破りなアクションが逆に出来た様には思う、コンプレックスも相まって。

そういう部分がある意味いい意味での中途半端さがありRock的でもあったので多くの大衆に観客に支持された部分も大きいのだろう。

だけどこの人の前に出れば元々、役者でもない沢田研二なんか小さく観えたけどこの映画は個人的邦画BEST10に入るカルトでRockな映画の一つだった。

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ローリング・ストーンズなんか来やせん、観念しろ9番!!と凄む長谷川ゴジ監督のこの映画は数年に一度観直す傑作で、菅原文太自体もこの映画で異様な存在感を見せて迫力があって良かったですね。マッドな化学の教師の沢田のひょうひょうとした感覚と対照的でほんとに面白い。