気ままに気楽に

今日も息をしています

Dylan & the Dead



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  1. スロー・トレイン - Slow Train - 4:54
    1987年7月4日マサチューセッツ州フォックスボロサリヴァン・スタジアム
  2. アイ・ウォント・ユー - I Want You - 3:59
    1987年7月24日カリフォルニア州オークランドオークランド・コロシアム
  3. ガッタ・サーヴ・サムバディ - Gotta Serve Somebody - 5:42
    1987年7月26日カリフォルニア州アナハイムアナハイム・スタジアム
  4. クイーン・ジェーン - Queen Jane Approximately - 6:30
    1987年7月19日オレゴン州ユージン、Autzen スタジアム
  5. ジョーイ - Joey - 9:10
  6. 作詞・作曲: ディラン、ジャック・レヴィ
  7. 1987年7月4日マサチューセッツ州フォックスボロサリヴァン・スタジアム
  8. 見張塔からずっと - All Along the Watchtower - 6:17
    1987年7月26日カリフォルニア州アナハイムアナハイム・スタジアム






久々に御大ディランのアルバムレビューと行こうではないか。

このアルバムは1989年にグレイトフルデッドのコラボLIVEということで発売されて話題になりました。

正直俺の中でLIVEは来日すれば必ず観に行っていたディランではあるがこの時期は低迷期でセールスも芳しくなかったはずである。

個人的に言えばMTVアンプラグドが出るまでは厳しい時期で、ディラン自身も1996年だかに内臓疾患だかで体調不良となり翌年の来日LIVEも観に行ったが正直元気がなかったので物凄い心配したくらいである。

この時期は体調は別としてメロディメイカーとして苦戦していた時代で米国でJointツアーすればどんな片田舎でもフルハウスにするデッドと共演したのはイイが、ディランに対してよりもデッドの対しての聴衆の盛り上がりが凄まじかったのでディランが落ち込んだらしい?因縁のLIVEでもあるらしい?当時、俺の身近に居たデッドヘッズが当時言っていたことなんで真実は定かではないが。

いづれにせよあまりディランに元気はないし、アルバムジャケを観てもデッドのアルバムみたいな感じ(ケン・キージースタイル?)なデザインでディラン色は薄い。

こういう懐の深い主役を食うくらいのバンドがゴロゴロ存在するのが米国ポピュラー音楽の底力でもあるような気はする。

デッドの音を聴いていますと何といいますかディランやヤングやアフリカンの奏でるブルーズ、ソウル、R&Bなんかとは違う意味で永遠に邦楽が届かない世界観を感じてしまう島国根性が出てしまう。