気ままに気楽に

今日も息をしています

ジプシーブラッド/ろっこうおろし



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忘れかけた言葉
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    郵便屋さん
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        9月の恋


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          おろかな僕
            6
            自転車に乗って

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                  言葉を下さい
                    8
                    過ぎし日を見つめて
                      9
                      プルルン パプ ラパ(リズムに乗って)




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                        哀れな奴
                          11
                          冥土イン・ジャパン
                            12
                            冥土イン・ジャパン(インスト)
                              13
                              恋のジプシー女
                                14
                                愛しているんだ
                                  1972年に発売された神戸出身の邦楽Rockの萌芽ともいえるジプシー・ブラッドの唯一つの盤。

                                  俺は絵心も何もないのでよく知らんがデザインを勉強した人ならご存じの赤瀬川源平のイラストが印象的なジャケのアルバム。

                                  俺より少し上の世代のシラケムードが感じられる秀逸なデザインである。

                                  皆、人間は楽してグータラして不労所得で過ごしたいなあーって嫌世感が出てて凄い共感できる絵。

                                  神戸出身のいわゆるRockバンドなんてのは俺はほとんど知らない、コレももう存在しない三宮の行きつけだったレコード店主に教えてもらった紙ジャケのCDだ。

                                  大阪や京都ほどディープではないブルーズ色の強いスワンピーな音が聴ける。

                                  もちろんテクニークは抜群だが乱魔堂よりかはメジャーな存在ではないと思われる。

                                  このどことなくローカルで中途半端なPOPな音が神戸らしいともいえる。

                                  神戸といえば港町でところどころデンジャラスゾーンがあって日本最大の広域暴力団のある都市というあまり有難くないイメージがあるのですが、六甲とか灘、東灘(俺の地元より少し東)なんかはお洒落でHIPな若者が多い街もあるんだよね。

                                  そういうどことなく育ちの良さを感じさせる音でなんとも心地いいのである♪

                                  6の曲なんか少しビージーズザ・バンド入っててイイ感じ。