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空の大怪獣Q



世には映像化されても日本劇場公開されずにお蔵入りされる映画は星の数ほどあるが。この映画はその一つである。

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この映画は1982年公開だそうだが、俺は後にTVかビデオで観た記憶がある。

空の大怪獣なんで「ラドン」のような超傑作を期待するが、はっきり言って搾取映画である。だがこういうしょうもない製作費も大してかけれていない搾取映画に愛を感じる変態な俺が居る。

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久々に30数年ぶりにCS放送で観たけどやはり面白かった、俺的には。

音楽でいえばこういうのはなんだろう?チープな箱バンドでしかもチューニングはずれっぱなしな感じだ。

監督はラリー・コーエンってなっているがロジャー・コーマンやレイ・ハリー・ハウゼン的なパチモンぶりを発揮していて宜しい。

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はっきり言うとアメリカの搾取映画のこういうのはキングコング宜しく、最期は高いビルに何故か?昇りたがる。

あまり攻撃力がコングや東宝無敵怪獣並になく、都会にこういう巨大生物が居たらパニックになるだろうレベルな描写なので、怖さがまるでない。

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例によってこういうC級搾取映画にお馴染みデヴィッド・キャラダインが出ているのが流石である、といいますか彼氏も変態俳優の一人で俺は大好き。

こういう頭クルクルパープリーンな映画を偶に観ますと爽快な気分iはなれます。

冒頭のビルの屋上で日光浴している水着美女が喰われるシーンだけがスリリングかな?といえば言い過ぎか?まあスターウォーズ・シリーズやらインディ・ジョーンズみたいなビッグバジェッド・ムーヴィーが席巻していた時代なんで、こういう映画は当然お蔵入りになるけど、愛すべきC級搾取映画なんだ、俺の中では。