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死刑台のエレベーター

パクリ企画しりとり第3弾 映画しりとりは合計121作のノミネートがありました。



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第40弾は死刑台のエレベーターです。


個人的サスペンス映画の傑作。1958年作でヌーヴェルバーグの前夜か?

現代社会においてエレベータは必須である。

僻地か第1次産業従事者か、エコロジストや未開地に住んでいる現地人以外の人間は何かとお世話になっているのがエレベータという移動機械である。

集合住宅に住んでいる人は2階以上に住んでいたら、毎日利用するだろう。

ただそのエレベータという移動機械が故障したら?人為的に操作されて閉じこみにあったら?と考えるとこんな怖い恐怖の機械はない。

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10年くらい前か?シンドラーエレベータが故障、死者が出るといった痛ましい事故が日本でもあったが、脅すわけではないが日本の国産のエレベータでも古い30年近く前から更新されていないエレベータは数多い。

だから古い施設(住居も含む)のエレベータを乗るときは時折、怖い思いをすることがある。乗車定員10名で1000kg荷重に耐えれるエレベータに乗っても揺れを感じたときは気を付けた方がイイです、そのエレベータはとうに耐用年数は超えています。

そういう現代エレベータ事情はさておき、この映画は若干25歳の新鋭ルイ・マルが監督し世界で最初に映画音楽にJAZZが起用された記念碑的な映画で、音楽ファンも必見の名作である。

俺はこの映画と「第三の男」の二本立てを今は亡き大阪西梅田大毎地下劇場という名画座で観て、そのマイルス・デイヴィスの奏でるスリリングな音と映像に圧倒された記憶があります。この映画観てからJAZZをすこしづつ聴くようになったのは事実。
ジャンヌ・モロー、50年代くらいまでの女優は気品と大物感がありまさに美女の一人ではありますね。

こういう主役が犯罪者、結末が厳しいというのはヌーヴェルバーグ、ニューシネマ、松竹ヌーヴェルバーグ、邦画のクライムムービーなどなどの一つの定型となる。