グレゴリー・ペック
29人目はグレゴリー・ペックです。
俺がこの人に持つ印象は紳士であり、真摯であり理想の父親像であり人格者である処である。実像もそのようで役柄もそういう真摯な紳士な父親、正義の大統領とか正義の弁護士とか、まあある種各国共通の理想の紳士像を体現した俳優と言えるでしょう。
ヘンリー・フォンダもそういう部分はあるが、やはり紳士であるかもしれないがモテるために女性関係は相当派手で、息子のピーター・フォンダはある時から絶交していたそうだが、この人は子どもたちにも尊敬されていたのではないでしょうか。
俺のオフクロが一番好きな俳優の一人にこの人を挙げていましたけど、やはり誠実そうで何よりダンディーな処なんだろう。
個人的にはアー!!オーメンなんかに出ててクリビツですが、その後は役柄に幅を持たせてかなりカルトな人気もあるようですね。
映画「アラバマ物語」で静かに感動した記憶があります。人種差別はいけないが人間は愚かなのでしてしまうと言いますかね、未だに俺ら日本人もされている部分が一部の欧州系からあるようだし、北米南部のまあ生死がかかるほどではないけれどね。