気ままに気楽に

今日も息をしています

ドアーズ


パクリ企画しりとり第3弾 映画しりとりは合計121作のノミネートがありました。




イメージ 1


第48弾は「ドアーズ」です。

この映画は物凄い期待して劇場に観に行ってガッカリした1991年の映画。

というのは俺の中で俺の個人的フェイバリットバンドであるドアーズをしっかり撮りきれるのは、UCLAの同級生コッポーラか音楽映画のキャメラワークが抜群のRock監督スコセージしかいないと決めていたからだ。

だがこの時期はコッポーラやスコセージは低迷期であり、撮れなかったのかな?と妄想する。俺はオリバー・ストーンは高く評価する監督ではあるが、それはあくまで「ミッドナイトエキスプレス」の脚本家としてであり、正直「プラトーン」「7月4日に生まれて」「JFK」の当時の彼の代表作をあんまり面白いとは思わなかった。

ベトナムに従軍してその空気感を持っている監督ではあるが、何といいますか60年代の伝説バンドを撮るには少々、コレは表現しづらいがバタ臭く、あまりに映画的に定型的過ぎる型に嵌めてもイマイチ描写はイイ感じにはならない。

ズバリ言っちゃうとあんた!ドアーズ聴きこんでないやろ!!って薄っぺらい印象しか受けなかったわけだ。

ロバート・ジョンスン伝説のような蛇を観てどうたらこうたらとかいう映画的シークエンスは俺にとって邪魔な描写でしかなかった駄作。ただ主演のヴァル・キルマーがジムになり切ってかなり写っていた(ダブっていたという意味ね)処だけが救いの映画だ。
コレは俺だけの感想ではなく俺の周りの音楽好きの共通認識で期待外れの声が多かったのは事実である。

イメージ 2




映画の楽しみ方って色々あろうが、この映画観て以降、過度に期待して劇場で観に行かないようになった。何故?ってガッカリ度が半端じゃないからだ。