気ままに気楽に

今日も息をしています

寂しい老害


あるミュージシャンがLIVEを当日ドタキャンした。

まあ俺みたいに過去の音源を偶に効く程度の人間からしてもこの人の動員力というのは、プロモーターが頑張っても1万人が限界のような気はする。

別にこういう問題はこの人だけに限らず、ジャニタレなんかにも言えるだろう。

音楽不況と言われて久しいが、レコードセールスが伸びない中で今はLIVEもワンマンでは大きいキャパでは満杯にならない時代が来たようだ。

そもそもがポピュラー音楽というものは大衆娯楽の一つであるが故、こう不景気が続き色んな経費がかさみチケット代も高騰するとなるとなかなかむつかしい時代に入ったといえる。

ただこの人の場合、過去にもこういうトラブルがあったらしいが今回はダメだなとは感じたね。

むかーし、ジェームズ・ブラウンの伝説の日本公演が観客実数300人の中でも御大はLIVEを敢行したらしい。それがプロってもんだ、招聘元は大損害だったそうだけど。

同じくルー・リードなんかも2000人でフルハウスになる会場でも満杯にならない本場米国と日本で認知度が違い過ぎる人も居るが。俺が観に行った.大阪公演も空席が目立ったがLIVEしていましたよ。

本人だけの責任ではないだろうが、これではチケット買って楽しみにしていたファンはどう思うだろう?マッカートニーみたいに体調不良ならわかるけど彼氏もぎりぎりまで頑張った上で公演中止になったから、まだマシだ。

全盛期を知ってるだけに哀しいニュースでしたね。いつまでも過去の栄光を忘れられない典型的な老害人だ。俺の周りに居る昔は俺も一流商社に働いていて1千万プレーヤーだったと、ぼやく中高年の仕事仲間と同じレベルだね。そういうのは別に鬱陶しいだけで、実害はないがコレは実害が出ているからタチが悪すぎるわ。

俺も今後、老害人にならないよう気を付けたい。



馬鹿やろう!!