rod stewart unplugged....and seated
俺らが中坊の頃のナンバーワン人気ヴォーカリスト。
- ホット・レッグス - "Hot Legs" (Rod Stewart, Gary Grainger) - 4:24
- 今夜きめよう - "Tonight's the Night" (R. Stewart) - 4:05
- ハンドバッグと外出着 - "Handbags and Gladrags" (Mike d'Abo) - 4:25
- カット・アクロス・ショーティー - "Cut across Shorty" (Wayne Walker, Marijohn Wilkin) - 4:58
- エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー - "Every Picture Tells a Story" (R. Stewart, Ron Wood) - 4:48
- マギー・メイ - "Maggie May" (R. Stewart, Martin Quittenton) - 6:00
- リーズン・トゥ・ビリーヴ - "Reason to Believe" (Tim Hardin) - 3:53
- ピープル・ゲット・レディ - "People Get Ready" (Curtis Mayfield) - 4:45
- ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー - "Have I Told You Lately" (Van Morrison) - 4:03
- トム・トラバーツ・ブルース - "Tom Traubert's Blues (Waltzing Matilda)" (Tom Waits) - 4:39
- さびしき丘 - "The First Cut Is the Deepest" (Cat Stevens) - 4:17
- マンドリン・ウィンド - "Mandolin Wind" (R. Stewart) - 5:18
- ハイゲート・シャッフル - "Highgate Shuffle" (Public Domain / Additional Music and Words by R. Stewart) - 4:03
- ステイ・ウィズ・ミー - "Stay with Me" (R. Stewart, R. Wood) - 5:17
- パーティを開こう - "Having a Party" (Sam Cooke) - 4:46
1993年に発表したロッドのMTVアンプラグドLIVE。
コレは発売当時から少し経って毎日聴いていました。
俺の好きなギタリスト、フェイセス時代の盟友ロニー・ウッドの共演も嬉しい盤でした。
俺の中での極私論なんですが、なんで日本の人間の癖に日本の邦楽より洋楽ばかり聴いていたのか?という一つの疑問にこの人なんかは答えてくれる。
まず声量と音量のデカさが違う、ほとんどの邦楽ミュージシャンは細い。俺がなんでRockやらブルーズやら色んなポピュラージャンルでも圧倒的に洋楽を聴きまくっていたかといえばその差が大きい。
やっぱ日本の歌手やヴォーカリストは線が細い。欧米発の音楽なんでなんちゅうのかな肉食系のパワーが足りないのよね、邦楽は。特にヴォーカルにおいては顕著。
で今話題のクイーンなんかも俺から言わせると、音楽性よりとにかくあの圧倒的なヴォーカルの力が世界的大ブレイクの要素になったような気はするのだ。
Zepのプラントとか、この人たちが摸倣したブルーズ、ソウルミュージシャンのアフリカンヴォーカルは男女問わず力強くパワフル。人種的なモノと食の違い、フレームの違いかなぁって昔から思う。
スポーツでいえば野球とかは日本も世界レベルの選手はポツポツ出てきたが、音楽においてはそういう存在は出てきていない。ギターやドラムなどのプレイヤーよりヴォーカルが弱いと俺は言いきる。あくまでチャートとかを意識した部分ではね。
滅茶苦茶な理論かもしれんが美空ひばりレベルの歌唱力があってパワフルなヴォーカルでないと勝負出来ないような気はします、世界のYAZAWAも全曲英語のアルバムを出しましたがセールス惨敗でしたしね。後に彼氏はRODとか5人くらいの世界的ポピュラーヴォーカリストと共演したようですが、ホームタウンデジションとかなんか言ってたけど根本が違うような気がする。永遠に日本の(ハーフでも何でもいいけど)ボクシングのヘビー級世界王者が出現しないくらい高い壁のような気はします。
俺はROD自体、80年代で見限っていたのでこのアンプラグドは単純に嬉しかった、ロニーのおかげも少しはあるんじゃないかな。