気ままに気楽に

今日も息をしています

THE AMRICAN FOLK-BLUES FESTIVAL THE BRITISH TOURS 1963-1966


このDVDの映像は断片的には観たことがあるがこのヴォリュームで観たのは初めて。

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1930年代?から活躍したブルーズ・レジェンドたちが英国ツアーした模様を収めた第2弾、第1弾は確か本国でのTV映像を起こしたDVDのような記憶があるが又、記事にはしてみたい。

1. キープ・イット・トゥ・ユアセルフ
2. ガット・マイ・モジョ・ワーキン





3. トゥ・レイト・トゥ・クライ

4. ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー
5. バイ・バイ・バード
6. ゲッティン・アウト・オブ・タウン
7. カム・ゴー・ウィズ・ミー





8. ライトニンズ・ブルース
9. ベイビー・ホワット・ユー・ウォント・ミー・トゥ・ドゥ
10. ロック・ミー・ベイビー
11. スモークスタック・ライトニン
12. ドント・ラフ・アット・ミー
13. オー・ウェル、オー・ウェル
14. ホワッド・アイ・セイ





15. ユー・キャント・ルーズ・ホワット・ユー・エイント・ネヴァー・ハド (ボーナス・トラック)
16. ブロウ・ウィンド・ブロウ (ボーナス・トラック)
17. ディドゥント・イット・レイン (ボーナス・トラック)
18. トラブル・イン・マインド (ボーナス・トラック)



俺がこういうDVDのレビューを書くのは映画「ラストワルツ」以来2度目だと思う。

何故かというと、音楽や映画の貴重映像は有料放送のノーカットをDVD化しているからそういう放送もされない超貴重映像しかDVDでしか購入しないため。

このDVDはこのシリーズのVol.2であるがコレは英国にレジェンドミュージシャンたちが海を渡り英国ツアーをした模様の映像集である。

1960年代初頭から半ばにかけて英国の1部のHIPな若者の中でアメリカン・ブルーズ・ブームが起きて、その影響を受けたバンドやミュージシャンが本場米国で大成功をおさめるようになる。

マディ・ウォーターズ、ライトニン・ホプキンス、サニー・ボーイ・ウィリアムスン、ハウリン・ウルフなど当時の英国で人気も実力もあった本物のブルーズミュージシャンの貴重映像で別に俺はポピュラー音楽の原点は此処にあるとは言いきらないが、かなりなこの時代の、もしくは後のポピュラー音楽に影響を与えた事実は確かにあるだろう。

米国じゃなく英国で火が付いたというのが、少なからず本国には根強い差別とかもありレイスミュージックなんて言われたのもあるので、認知が遅れたのかなんとも言えませんが、ジミ・ヘンドリクスなんかも最初は英国で人気に火が付いて、米国に逆輸入されて認められた部分があったので、この時代の英国の音楽シーンは一番先進性と先見の明があったのであろう。

この映像集のラストの方でシスター・ロゼッタ・サープが演奏するシーンが俺は昔に何かの音楽放送の映像で観た記憶があって曲名にあやかってるのか?、駅のプラットホームで演奏していて、線路を超えた向こう側に聴衆が観ている様はまさに、その距離感を暗喩しているようで興味深かった、意図的なのかプライドなのか?たまたまなのかはよくわからないがとにかく印象的でした。

まさにフォーク・ブルーズの名に違わない貴重な映像が垣間見れるのは間違いない。